世界初のステルス機F-117 4つの作戦を戦い抜いた“伝説の1機”ついに修復完了! 一般公開前に映像公開

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ロッキード・マーティンの先進開発部門である「スカンク・ワークス」は、2026年9月15日、F-117A「ナイトホーク」攻撃機の818号機の修復を完了したと発表しました。

4つの主要軍事作戦を経験した伝説の機体

 ロッキード・マーティンの先進開発部門である「スカンク・ワークス」は、2026年9月15日、F-117A「ナイトホーク」攻撃機の818号機の修復を完了したと発表しました。

 F-117は、ロッキード(現:ロッキード・マーティン)が開発した世界初の実用的なステルス攻撃機として1981年に初飛行を行い、2008年4月に退役しました。今回、修復が完了した818号機は「オーバーアチーバー」という固有の愛称を持つ機体で、米国・ワシントンD.C.にあるスミソニアン国立航空宇宙博物館で、2026年10月下旬以降、一般公開される予定です。

 同機は、ナイトホークが参加した4つの主要な作戦すべてで実戦任務を行ったことが確認されている唯一のF-117です。具体的には、1989年のパナマにおける「ジャスト・コーズ作戦(パナマ侵攻)」、1991年のイラクにおける「砂漠の嵐作戦(湾岸戦争)」、1999年のユーゴスラビア上空における「アライド・フォース作戦(コソボ紛争)」、そして2003年のイラクにおける「不朽の自由作戦(イラク戦争)」です。

 この機体は、米空軍予備役軍団の第512空輸航空団が、スカンク・ワークスの施設からダレス国際空港まで、C-5「ギャラクシー」輸送機を使って輸送します。なお、F-117A 818号機は、飛行前に一部分解される予定です。

 博物館到着後は、館内スタッフが別館のメアリー・ベイカー・エンゲン修復ハンガー内で機体を再組み立てします。組み立て作業中、一般来館者はハンガーに設けられたガラス張りの見学スペースから、その作業を見学できるようになるそうです。

 同博物館の館長であるクリス・ブラウン氏は、展示が決定したことを受け、「ナイトホークは、敵が何に襲われたのか気づく前に敵の防御網を破壊する“槍の穂先”でした。また、選択した戦略目標を破壊することで、比類のない精度をもって作戦目標の達成を支援することもできました。この画期的な航空機を国立コレクションに加えることで、これからの世代もその驚くべき物語を知ることができるでしょう」とコメントしました。

【伝説のステルス機】かつての姿に復活! これがF-117の818号機です(動画)