「昨季はすでに過去のこと」バロンドール有力候補もケインは今に集中…「今は今季に集中している」

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 バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインは、今回のバロンドールを巡る論争から一歩距離を取っているようだ。

 ケインは2026年のバイエルンとイングランド代表で公式戦65試合に出場し、73ゴール8アシストを記録。ブンデスリーガでは36ゴールで3季連続の得点王に輝き、チャンピオンズリーグ(CL)では14ゴールを記録し、レアル・マドリードのキリアン・エンバペ(15ゴール)に次ぐ2位の数字を残した。

 また、2025-26シーズンは悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇こそならなかったが、ブンデスリーガとDFBポカールの国内2冠を達成。イングランド代表として臨んだFIFAワールドカップ2026でも3位フィニッシュを果たしている。

 個人・チームともに充実した1年を過ごした中、今回のバロンドールでは初受賞の期待も懸かる。だが、前述のエンバペやバルセロナでラ・リーガ、スペイン代表でワールドカップ制覇を成し遂げたFWラミン・ヤマルが自身こそバロンドール受賞に相応しいとの発言を行っている中、あくまでチームと今シーズンに意識を向けている。

 スペインメディア『マルカ』のインタビューでイングランド代表FWは「バロンドール受賞は自分次第ではない。投票する人たちにかかっている。だから、僕としては、昨シーズンはすでに過去のことなんだ。今は今シーズンに集中しており、さらに何ができるかを楽しみにしているんだ。もちろん重要な賞だから、10月まではバロンドールに関する話題が多くなるだろうね」と、バロンドールを巡る論争から一歩距離を取っている。

 また、同インタビューでは過去のスペインクラブへの移籍の可能性について「具体的なオファーがあったわけではないけど、過去に何度か話し合いが行われたことはあった」と、交渉の事実を明かした。

 ただ、ラ・リーガ自体に興味はあるものの、今はドイツの地で充実した日々を過ごしており、バイエルンでビッグイヤーを獲得したいとの野望も語った。

「サッカーの世界では何が起こるかわからない。だから、(スペイン行きの)可能性を完全に排除するつもりはないけど、現時点ではドイツでの生活にとても満足しているんだ」

「今のバイエルンには、チームとして必要な『ハングリー精神』が備わっているし、適切な監督もいるんだ」