黒海においてウクライナ海軍の無人水上艇「サルガン-3000」が、ロシア軍USVを撃沈する戦果を挙げました。
搭載した重機関銃でロシア水上ドローンを撃沈
ウクライナ海軍は2026年9月12日、無人水上艇(USV)「サルガン-3000」がロシア軍USVと交戦し、これを撃沈したと発表しました。ウクライナはこれまでもUSVにより有人艦への攻撃を実施してきましたが、今回の事例は「史上初となる無人機同士の海戦」であると、海軍は発表しました。
海軍の発表によれば、ロシア軍USVを発見した国防省情報総局(GUR)の情報に基づき、サルガン-3000が出動したことで海戦が発生したようです。サルガン-3000は、搭載したノルウェー・コングスベルグ社製12.7mm遠隔操作銃塔「プロテクター」で、ロシア軍USVを攻撃、これを撃沈しました。公開された映像では、銃撃を受けたロシア軍USVが破片を飛び散らし、煙を上げる様子が映されています。
サルガン-3000は今年4月に発表されたUSVで、8月24日に首都キーウで実施された無人機パレードにも、水上艇の一つとして参加しました。全長は6.9m、ウォータージェット推進により40~55ノットの高速が発揮可能であると報道されています。
ウクライナでは、すでに地上において無人地上車両(UGV)同士の戦闘が発生していますが、USV同士の戦闘が海上で発生したことは、無人システムの利用がますます拡大していることを感じさせます。海戦のあった場所について、海軍は「黒海」としか述べておらず、詳しい位置は不明です。
【史上初のドローン海戦】ウクライナ海軍が映像を公開!(動画)