レアル・マドリードを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、劇的白星を手にしたエルチェ戦を振り返った。15日、クラブ公式サイトが伝えている。
ラ・リーガ第6節が15日に行われ、レアル・マドリードはエルチェと対戦。結果的にオウンゴールとなったが、25分にアルダ・ギュレルのフリーキックから先制すると、33分にはキリアン・エンバペが追加点を奪った。その後、71分と83分に失点して追いつかれたが、90+1分にカルロス・エスピが勝ち越しゴールを奪い、3-2で勝利を収めた。
2点リードをものにできなかったものの、なんとか白星を手にした試合後、モウリーニョ監督は「問題は明らかだ」と語りながら、次のように反省点を挙げた。
「なぜそうなるのかを特定するのは難しいが、試合が決まったように見えて、実際はそうではない試合があるということは容易に理解できる。試合を決定づけるチャンスが3回、4回、5回とありながら、それを決めきれない試合だ」
「決めきれずにいると、最初は楽に運んでいた状況から、一転してコントロールを失ってしまうような感覚に陥ってしまう。『よし、ゴールは決まらなかったし、3-0や4-0にはできなかったけど、もう勝負はついた』というような心理状態になってしまうのだ。すべてが順調に見えて、つい気が緩んでしまうような感じだね」
「スペインのこうしたスタジアムは満員でサポーターも素晴らしく、レアル・マドリードとの対戦となれば、彼らは最後の瞬間まで戦い抜くものだ。1点入れば試合の行方はわからなくなる。良かった点は、困難な状況や勝ち点を落とすプレッシャーに直面しても、チームが反応して勝利を収めたことだ。結局のところ、それが最も重要なことだ。もう一つ良かったのは、レアル・マドリードの試合は非常にエンターテインメント性が高く、誰も退屈しないということだ」
また、今夏に加入し、公式戦5試合出場ながら、ここまで先発出場はなく、わずか26分の出場時間にとどまっているものの、2得点目を挙げたエスピについてモウリーニョ監督は「彼は順調にやっていて、チームに重要な貢献をしている」と賛辞を送りつつ、出場時間が少ない現状は仕方のないことであるとも説明した。
「非常に意欲的な選手だけど、彼の前には単なる選手ではない、強力なライバルが立ちはだかっている。2人を同時に起用するのは簡単ではない。4-4-2のシステムにするには典型的なサイドの選手が不足していて、チームのバランスが崩れてしまうからだ。終盤に行った交代策では、あらゆるリスクを冒した。結果的に勝ったけど、負けていた可能性もあった。それでも、引き分けでは不十分だったため、そうするしかなかったんだ」
【ハイライト動画】レアル・マドリードがエルチェに劇的勝利