ノースロップ・グラマンは2026年9月9日、ユタ州レイトンに新たな製造施設「East Gate 3(イースト・ゲート3)」の開設を記念する式典を行いました。
2027年頃には実戦機配備か?
ノースロップ・グラマンは2026年9月9日、ユタ州レイトンに新たな製造施設「East Gate 3(イースト・ゲート3)」の開設を記念する式典を行いました。
この施設は、B-21「レイダー」プログラムを支援するため、生産能力を拡大する取り組みの一環として開設されました。
イースト・ゲート3では、次世代航空機の製造を支える複数の施設が整備され、総面積は約84万5000平方フィート(約7万8500平方メートル)となります。B-21プログラムの生産加速と規模拡大を支援します。
B-21は、2027年に最初の実戦機が配備される計画に合わせ、生産を加速している最中です。当初は2030年ごろの配備が予定されていたため、スケジュールは大幅に前倒しされているといえます。
さらに2026年2月には、米空軍との合意により年間生産能力を25%増強し、納入を加速することになりました。今回のイースト・ゲート3も、こうした生産能力の向上を目的として建設されたものです。
また、同社は「今回のイースト・ゲート3は予定より早く完成しており、生産能力の拡大を後押ししている」としており、計画を上回る順調な進捗をアピールしています。
同社はユタ州で1万1000人を直接雇用しており、最近の調査によると、州全体で4万6000人以上の雇用を支えていると発表しています。同社は「今回の施設拡張は、成長、航空宇宙分野のイノベーション、そして国防投資における重要な節目となる。同社が同州で継続している投資は大きな経済効果をもたらしており、複数のミッションやプログラムにわたって数百人規模の新規雇用も創出している」としています。
なお、B-21は本格生産開始後、約100機が保有され、現在運用中のB-2およびB-1を置き換える計画です。米空軍では、B-2「スピリット」爆撃機やF-35「ライトニングII」戦闘機などの第5世代機を超える先進性を持つ機体と位置付けられており、「第6世代爆撃機」と呼ばれる場合もあります。