アーセナルに所属するイングランド代表MFデクラン・ライスが、自身の稼働率について言及した。10日、イギリス紙『ガーディアン』がコメントを伝えている。
2023年夏にクラブ史上最高額でアーセナルへ加入し、以来中心選手として活躍しているライス。ミケル・アルテタ監督にとって最も欠かせない存在となっており、3シーズン連続で公式戦50試合に出場。とりわけ昨シーズンは公式戦55試合、合計4456分間プレーし、22年ぶりのプレミアリーグ制覇と20年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に大きく貢献した。
驚異的な稼働率を誇るライスだが、『ガーディアン』によると、昨年12月にハムストリングを負傷していたとのこと。鎮痛剤の注射を打ってプレーしていた期間もあり、今夏のFIFAワールドカップ2026でも背中の神経痛やハムストリングの痛みに悩まされていたようだ。昨シーズン終盤からワールドカップ期間中にかけての自身の状態について次のように明かしている。
「ハムストリングの神経系に問題を抱えていたことは、誰もが知っていると思う。それに、非常に過酷だったプレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)を戦い抜いた後、あの猛暑の中でワールドカップを戦うというのは、やはり体に大きな負担がかかるものだ。すごく調子が良い時もあれば、そうでもない時もあった。自分自身に対して、100パーセントの状態ではないことにもどかしさを感じる場面もあったよ。でも、それもうまく付き合っていくべきことの一つなんだ」
ワールドカップを3位決定戦まで戦い抜いたライスに対し、アーセナルは今夏の追加休暇を提案していた模様だが、選手本人がFAコミュニティ・シールド前の合流を強く希望。シーズン開幕後はここまで公式戦4試合すべてでスタメンに名を連ねている。「今は本当に調子が良くて、コンディションも万全なので、この状態を維持していきたい」と明かした“鉄人”は、稼働率の高さについて次のように語った。
「過去6シーズン、ウェストハムで欧州の大会に出ていた頃を含めて、毎シーズン60試合近くプレーしてきたと思う。自分にはそれができると証明してきたわけだし、十分可能だと考えているよ。重要なのは状態を維持すること。つまりパフォーマンスのレベルと安定性を保つことだ。僕にとって一番大切なのは毎週ピッチに立ち、良いプレーを見せ、チームの勝利に貢献すること。幸運なことにこれまでそれができてきた。だから、今シーズンもまたそれを成し遂げたいという強い意欲を持っている」
なお、アーセナルは今夏にニューカッスルからブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスを獲得。また、イングランド代表MFマイルズ・ルイス・スケリーが昨シーズン終盤から中盤に定着しており、MFの選手層が厚くなっている。