18年ぶりCL復帰のフェネルバフチェが混乱…初戦後に監督が突如辞任表明も会長が認めず

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 トルコ屈指の名門フェネルバフチェで異例の事態が発生している。

 スュペル・リグ(トルコリーグ)で過去19度の優勝を誇るフェネルバフチェは、チャンピオンズリーグ(CL)予選でグールニク・ザブジェ、シュトゥルム・グラーツ、リヨンを撃破し、18シーズンぶりに本大会へ出場。現地時間10日に行われたリーグフェーズ第1節ではローマと対戦し、先制されたもののアーチー・ブラウンのゴールで追い付き、勝ち点「1」を獲得した。

 ところが、試合後に行われた記者会見でイスマイル・カルタル監督が突如辞任を表明。イギリスメディア『BBC』によると、「ここに来て3カ月になる。シーズン開幕から今日まで、選手たちと行ったトレーニングやキャンプ、そして会長の助けは大きな助けとなった。素晴らしい日々だった」と前置きした上で、「選手たちを称えるとともに、今夜を持って私は職を辞する。クラブの将来のために決断を下した。二度と戻らないという覚悟だ」と明言したという。

 しかし、アジズ・ユルドゥルム会長はカルタル監督の辞任を受け入れず。「イスマイル・カルタルは指揮を執り続ける。クラブは監督を支えるべきだ。私がこのクラブを去るまで、イスマイル・カルタルはフェネルバフチェの監督だ」と続投を明言し、カルタル監督と話し合いの場を設けたことを明かした。会話の中で、カルタル監督は職務に伴うプレッシャーや、ローマ戦の最中にサポーターから投げ込まれたボトルが直撃したことなどを、決断の理由として挙げたという。

 なお、フェネルバフチェはローマ戦後、カルタル監督にボトルを投げつけたサポーターの身元を特定し、同クラブの試合への入場禁止処分を科したことを発表した。

 過去にもフェネルバフチェを率い、今夏に復帰したカルタル監督。18シーズンぶりのCL本戦出場を決めた一方、スュペル・リグでは開幕からここまで4試合を消化し2勝2敗の9位とやや不安定なスタートを切っている。