チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第1節が8日に行われ、レアル・マドリードとインテルが対戦した。
今季のリーグフェーズ開幕節で実現したジョゼ・モウリーニョ監督率いるレアル・マドリードと、クリスティアン・キヴ監督率いるインテルによる注目の師弟対決。
ホームのレアルは新体制初黒星となった直近のベティス戦からバウンスバックの勝利を目指した中、先発2人を変更。トレント・アレクサンダー・アーノルドのボランチ起用にブライム・ディアスを右ウイングで起用した。
対してセリエA3連勝スタートのインテルは直近のナポリ戦からフェデリコ・ディ・マルコら一部主力をケガで欠く中、数名を入れ替え。ラウタロ・マルティネスとマルクス・テュラムが2トップを組んだ。
立ち上がりからボールを保持したインテルが2トップを起点にゴールへ迫るが、モウリーニョのチームらしい効率の良さを示したホームチームが得意のカウンターからゴールネットを揺らしていく。
まずは13分、相手陣内でのバックパスに圧力をかけたショートカウンターからブライム・ディアスのスルーパスに反応したキリアン・エンバペがDFと入れ替わってボックス内に抜け出し、GKに処理される直前のワンタッチでゴールネットを揺らす。
さらに、23分には相手後方からのビルドアップに猛然とプレスをかけると、GKジョゼップ・マルティネスに強烈なプレスをかけたフェデリコ・バルベルデがボックス内でボールをかっさらってゴールネットに流し込んだ。
2つのミスで2点のビハインドを背負う苦しい展開となったインテルだが、気持ちを切り替えて反撃に出て行く。36分にはボックス内でカーティス・ジョーンズが鮮やかな反転からシュートを放ったが、これは枠を大きく外れた。
前半終了間際の波状攻撃は3点目につながらなかったものの、2点リードで試合を折り返したレアル。後半も立ち上がりはC・ジョーンズに続けてゴールを脅かされたが、守護神ティボー・クルトワの好守で阻止。
逆に、エンバペのスピードを活かした鋭いカウンターに加え、58分にはボックス右に抜け出したブライム・ディアスのお膳立てからゴール前でフリーのジュード・ベリンガムに決定機が訪れたが、ここはGKマルティネスのビッグセーブに遭う。
以降は互いに交代カードを切り合った中、ボールを保持するインテルが完全に押し込む展開に。そして、77分にはボックス右に抜け出したラウタロからの折り返しをゴール前に走り込んだカルロス・アウグストがワンタッチで合わせ、ようやく反撃の狼煙を上げた。
後半終盤にかけても押し込んだアウェイチームは、途中出場のヘンリク・ムヒタリアンのミドルシュートが相手DFにディフレクトしてゴール左に向かうが、ここはGKクルトワの守備範囲。
最終盤はかなり苦しい展開となったものの、ホームで逃げ切ったレアルがベティス戦の敗戦を払しょくするとともに今季CL白星スタート。恩師相手に敗れたキヴ監督のインテルは今季公式戦初黒星となった。
なお、レアルはCL次節で再び指揮官の古巣となるローマと、インテルはクラブ・ブルッヘと対戦する。
【スコア】
レアル・マドリード 2-1 インテル
【得点者】
1-0 14分 キリアン・エンバペ(レアル・マドリード)
2-0 23分 フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード)
2-1 77分 カルロス・アウグスト(インテル)
【ゴール動画】相手ミスを突いたレアルのしたたかな2ゴール!