ローマとアタランタの幹部同士が衝突…スポーツ司法の場で決着へ

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 ローマとアタランタのクラブ幹部による衝突がスポーツ司法の場に持ち込まれる可能性が出てきた。

 5日、セリエA第3節のローマvsアタランタが行われ、ホームのローマが2-1の逆転勝利を収めた。

 試合終盤の89分からホームチームが続けてゴールネットを揺らし、逆転で3連勝を飾る情熱的な試合展開となったが、その熱は試合終了後に両クラブ幹部の衝突に波及。

 同試合後、昨季までアタランタのスポーツディレクター(SD)を務め、今季からローマの新SDに就任したトニー・ダミーコ氏と、アタランタのルカ・ペルカッシCEOの間で激しい応酬が発生した。

 ダミーコ氏は表向きにアタランタを円満に退団したとみられていたが、前クラブとの間に何らかの確執があったか、あるいは劇的な試合展開の中で気持ちが高ぶった両者の間で感情的になる出来事があった可能性が伝えられている。

 ただ、試合翌日に両クラブが公式声明で発表した内容には大きな乖離があった。

◆ローマ
「ASローマは、アタランタ戦後に発生した出来事に関し、スポーツディレクターのトニー・ダミーコ氏を全面的に支持することを表明します。当クラブは、アタランタのCEOであるルカ・ペルカッシ氏が当クラブの幹部に対してとった行動を容認できないものとみなしており、いかなる反応も示さなかったダミーコ氏のプロフェッショナルな振る舞いを強調したいと思います。ASローマは、本件を適切な判断を仰ぐべく、関係するスポーツ司法当局に付託します」

◆アタランタ
「アタランタBCは、同クラブのCEOであるルカ・ペルカッシ氏に関してASローマが発表した声明を断固として否定します。当クラブは、本件に関するこれ以上の公の場でのコメントを控えることが適切であると判断しつつ、言及された状況を解明するために、管轄のスポーツ司法当局へ全面的かつ迅速に協力する用意があることを確認します」

 両者の主張は真っ向から対立しており、現時点でどちらの主張が正しいかは不明だが、スポーツ司法の判断に委ねる意思を示しており、双方ともに自分たちの主張に自信を持っているようだ。

 イタリアメディア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、騒動の発生時に連盟の視察官は立ち会っていなかったが、連盟検察官のジュゼッペ・キネ氏が利用可能な証拠を精査することになる見通しだという。

 今後は正式に調査を開始し、当事者への直接的な聞き取りを行うことで、オリンピコでの試合後に何が起きたのかを解明していく方針。その第一歩として、この衝突の場面に居合わせた目撃者への聞き取り調査が始まるようだ。