地球深部探査船「ちきゅう」のシンボルである「デリック(掘削やぐら)」から撮影した写真が公開されました。
遥か下方を覗き込むスリリングなアングルも
JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)が保有する地球深部探査船「ちきゅう」の運用管理を受託している日本マントル・クエストは2026年9月1日、同船のシンボルである「デリック(掘削やぐら)」から撮影した写真を公式Xアカウントで公開しました。
「ちきゅう」は、海底下を掘削して地層を採取し、地震の発生メカニズムなど、様々な分析や研究を行うために建造された船です。その規模は全長210m、幅38m、総トン数5万7000トン強を誇ります。
外観の最大の特徴は、船体中央にそびえたつ巨大な「デリック(掘削やぐら)」。これは海底下の掘削ポイントにドリルパイプを下ろすために設けられた設備で、船底からの高さは130mにも達し、30階建ての超高層ビルに匹敵します。
今年2月には、日本最東端の島である南鳥島(東京都小笠原村)周辺海域における国産レアアースの採掘に向け、レアアース泥回収作業を実施するなど、注目を集めている巨大船です。
今回、公式Xアカウントで公開された写真は、学生向けに実施されたインターンシップの様子を収めたものです。デリックからの大パノラマや、遥か下方の甲板を覗き込むスリリングなアングルなど、普段は乗組員しか見ることができない貴重な視点を疑似体験できる内容となっています。
【画像】高すぎる!これが地球深部探査船「ちきゅう」のやぐらから撮影した大パノラマです