秋篠宮家の長男悠仁さまは6日、20歳の誕生日を迎えられた。筑波大(茨城県つくば市)生命環境学群生物学類2年生として学業を優先しつつ、成年皇族としての公的活動と両立し、健やかに充実した時間を過ごしている。
昨年9月に成年式を終えた悠仁さまはこの1年、新年一般参賀や今年5月の国賓のフィリピン大統領夫妻を歓迎する晩さん会など、宮中行事への初出席が続いた。1月の歌会始の儀では初めて歌を詠進し、研究を続けるトンボにまつわる思い出を詠んだ。
この1年の地方訪問は北海道と三重、京都、大阪、奈良、広島の6道府県。8月に広島県でボーイスカウトの祭典に単独で出席し、同年代の若者らと朝食の豚汁作りに挑戦した。「こんな感じで混ぜればいい?」と気さくに話し掛け、具材が入った鍋の火加減を確かめた。
昨年11月には東京デフリンピックのオリエンテーリング競技観戦で母紀子さまと東京・伊豆大島を訪問。港で見送りに来た子どもらと笑顔でハイタッチを交わした。
側近によると、筑波大では生物の論文を読むための英語や、体育を必修として受講。生物分野の授業や実験は昨年より専門的になり、今年夏は野外実習にも参加した。現在はつくば市で過ごすことが多いが、赤坂御用地(東京都港区)内の宮邸にいる時には、野菜や稲の栽培、生息するトンボなどの観察を続けている。
幼少期から地図への関心が高く、今年8月に大学近くの「地図と測量の科学館」を訪れ、日本各地の地形や測量について学びを深めた。7月に起きた熊本地震や各地の大雨など自然災害の犠牲者を悼み、被災者にお見舞いの気持ちを持っているという。