伝統のダービーマッチ“オールドファーム”、今季はアウェイサポ入場なしで開催

好業績迎える日本の尖った業界

 今シーズンにリーグ戦とリーグカップで行われる“オールドファーム”は、アウェイ観客を入れずに行われることになった。4日、イギリスメディア『BBC』が伝えた。

 ともにグラスゴーを拠点に置き、スコットランドのタイトルを二分してきたセルティックとレンジャーズによる対戦は、公式戦通算450試合以上行われてきた欧州屈指のダービーマッチとして知られている。しかし、政治、宗教、アイデンティティ、イデオロギーの対立を背景に持つライバル関係から、ファン同士による衝突が絶えず発生し、何度も逮捕者が出てきた。

 3月にレンジャーズの本拠地『アイブロックス』で行われた2025-26スコティッシュカップ準々決勝では、セルティックの勝利後に一部の観客がピッチ上へと流れ込んで騒動に。少なくとも37名が、警察と審判を負傷させたとして逮捕されていた。これを受け、スコットランドサッカー協会は両クラブが次のスコティッシュカップのホームゲームを無観客で開催する処分を先月に下していた。

 そして、リーグ協会(SPFL)が管轄するスコティッシュ・プレミアシップとリーグカップについては、セルティックとレンジャーズ、SPFLによる協議の末、今季はアウェイサポーターを入場させない暫定措置が決まった。

 13日のリーグカップ準々決勝はレンジャーズのホームで、20日のリーグ第7節はセルティックのホームで、それぞれ行われる。

 なお、一時期は日本人選手を大量に抱えていたセルティックだが、今夏の移籍市場で前田大然や旗手怜央らが退団してトップチーム選手は0人に。レンジャーズに今夏加入した横田大祐との日本人対決は実現しない。