ラ・リーガ第4節が4日に行われ、レアル・マドリードは敵地でベティスと対戦した。
ジョゼ・モウリーニョ新監督の下でリスタートしたレアル・マドリードは、ここまでエスパニョール、レアル・ソシエダ、マラガを撃破し、3連勝と上々のスタートを切っている。第3節で対戦するのは、昨季のラ・リーガを5位で終えたベティス。ベティスは2連勝と絶好のスタートを切りながら、前節はレバンテに2-5と敗れていた。
試合は序盤からベティスが主導権を握ったものの、レアル・マドリードは前半の終盤にかけて幾つかのチャンスを作り出す。
最大の決定機は43分、レアル・マドリードはカウンターの流れで、ヴィニシウス・ジュニオールが左サイドを独走。ペナルティエリア内まで持ち運び、GKを引き寄せて横へ渡すと、最後はキリアン・エンバペが左足でフィニッシュ。しかしながら、ナタンの体を張ったブロックに阻まれると、こぼれ球に詰めたエンバペのシュートも、直前にディエゴ・ジョレンテの負傷によって緊急出場していたマルク・バルトラに防がれ、先制点を挙げることはできなかった。
後半に入ってからも、スコアレスのまま時計の針が進んだものの、終盤に入った81分、遂に試合が動く。ベティスが右コーナーキックを獲得すると、パブロ・フォルナルスのアウトスイングのボールに、ネルソン・デオッサが頭で合わせる。強烈なヘディングシュートは、GKティボー・クルトワの好セーブに凌がれたが、こぼれ球をトロイ・パロットが押し込んだ。今夏に加わったストライカーが均衡を破り、ベティスが先手を取った。
この失点の直後、レアル・マドリードはフェデリコ・バルベルデを下げて、カルロス・エスピを投入。すると、若きストライカーが、レアル・マドリードを窮地から救う。ボックス内でマルク・ククレジャからのパスを粘って落とし、ベルナルド・シウバが左サイドへ展開。ヴィニシウスが右足アウトサイドでクロスボールを送ると、ボックス内に走り込んでいたエスピは、後ろ向きの体制ながら、左足でボレーシュートを叩き込んだ。
レアル・マドリードが同点に追いついたかと思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を経て、エスピがフィニッシュワークに至る前のシーンのポストプレーで、オフサイドポジションにいたことが判明。レアル・マドリードの同点ゴールは認められない。
このまま後半アディショナルタイムに入ると、レアル・マドリードはヴィニシウスがドリブルでペナルティエリア左の深い位置まで侵入すると、ナタンのファウルを受け、土壇場でレアル・マドリードがPKを獲得。しかしながら、エンバペのシュートはGKアルバロ・バジェスに阻まれ、レアル・マドリードはまたも同点のチャンスを逃した。
試合はこのままタイムアップ。レアル・マドリードはモウリーニョ体制でラ・リーガ初黒星。ベティスが今季3勝目を手にした。
このあと、両チームはミッドウィークの8日にチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズの第1節を控えている。レアル・マドリードはホームでインテルと、ベティスは敵地で上田綺世が所属するリールと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ベティス 1-0 レアル・マドリード
【得点者】
1-0 81分 トロイ・パロット(ベティス)
【ゴール動画】パロットがマドリーを沈める決勝ゴール!