JR東日本は、奥羽本線(山形線)の蔵王~山形間に計画している新駅の設置に向けた測量・地質調査に着手します。
奥羽本線(山形線)の蔵王~山形間で新駅整備へ
JR東日本は、奥羽本線の蔵王~山形間に計画している新駅の設置に向け、測量・地質調査に着手します。同社は2026年9月1日、これらの調査を委託する事業者の公募を開始しました。
奥羽本線は福島~青森間(484.5 km)を結ぶ路線で、そのうち山形新幹線と線路を共用する福島~新庄間(148.6km)は山形線の愛称があります。
新駅の計画地は蔵王駅から約2.6km、山形駅から約2.7kmの場所。東北日東工器が保有する旧メドテック山形工場用地とその周辺が駅前広場の候補地となっています。
新駅は相対式ホーム2面2線で、自由通路や待合室も設ける想定です。今回は新駅整備に必要となる測量(基準点測量、水準測量、地上レーザ測量)と地質調査が予定されており、期間は2026年11月から2027年6月までとなる見通しです。
なお、山形市は新駅を交通結節点として位置づけており、路線バスやコミュニティバスとの主要な乗り換え拠点とすることで、市南部に位置する病院や大学、商業施設などへの移動ニーズに対応する交通ネットワークの構築を目指す方針です。
同市はすでに新駅の駅前広場候補地で測量調査に着手しているほか、2026年8月には駅前広場の整備計画を委託する事業者の選定手続きを開始しました。ここにきてJR側も調査に乗り出したことで、新駅整備に向けた動きが本格化します。
山形線では、天童市が整備費用を負担する請願駅として、天童~高擶間に天童南駅が2015年に開業しています。今回の新駅は、それに続く計画となります。