状況一変で構想外のチェルシーGKサンチェス、コモへのレンタル移籍で合意か

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 チェルシーに所属するスペイン代表GKロベルト・サンチェスは、コモに加入することで合意したようだ。8月31日、イギリスメディア『BBC』や移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏などが伝えている。

 現在28歳のR・サンチェスは、レバンテやブライトンの下部組織出身で、ブライトンのトップチームで90試合に出場した後、2023年8月にチェルシーに加入。通算112試合に出場し、2025年夏に開催されたFIFAクラブワールドカップ2025では最優秀GK賞に輝いて優勝に貢献を果たした。

 しかし、ビッグセーブを見せてチームを救う活躍を見せたりする一方で、繋ぎの部分や判断ミスなど不用意なプレーでピンチを招く場面もあり、不安定さが懸念材料に挙げられていた。

 今季は期待の若手であるベルギー代表GKマイク・ペンダースとポジションを争うことが予想されていたなか、先月24日に行われたプレミアリーグ第1節のフルアム戦では先発に名を連ねたが、3-2で勝利した試合の失点にいずれも関与したことで再び批判の声が上がっていた。

 そうした状況でアストン・ヴィラからの移籍を模索していたアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスの代理人からチェルシーに接触があったことで、チェルシーはすぐさま獲得に動き、750万ポンド(約16億円)と見られる移籍金で先月30日に同選手の加入が発表された。

 この影響で構想外となったR・サンチェスは今夏の移籍市場で新天地を探すことが求められていたなか、セスク・ファブレガス監督が率いるコモにレンタル移籍で加入することで合意した模様で、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)に臨むチームに加わることになりそうだ。

 なお、今夏にはすでにイングランド代表DFトレヴォ・チャロバーが初期移籍金2570万ポンド(約56億円)に加え、最大510万ポンド(約11億円)の追加条項も付随する契約でコモに加入しており、R・サンチェスはチェルシーから同クラブに加入する今夏2人目の選手となる。