高速道路を滑走路に! 北欧名物の訓練にフランス空軍が参加 戦闘機よりも“大型の機体”をおろす

人手不足とオフィス空室率の関係

フランス航空宇宙軍(以下:フランス空軍)は2026年8月28日、スウェーデンの高速道路を使用し、CASA CN-235輸送機の離着陸訓練を行ったと発表しました。

珍しい輸送機の離着陸

 フランス航空宇宙軍(以下:フランス空軍)は2026年8月28日、スウェーデンの高速道路を使用し、CASA CN-235輸送機の離着陸訓練を行ったと発表しました。

 離着陸訓練は、スウェーデンのセーテネスにある高速道路で実施されました。この訓練は、フランス空軍が作戦上の必要に応じて航空機を展開できるようにすることを目的としています。

 スウェーデンでは、空軍基地や民間空港、さらには補助滑走路などが、敵対勢力による攻撃や自然災害などによって損傷し、使用できなくなった場合に備え、代替飛行場として高速道路を使用できるよう、定期的に高速道路を利用した訓練を行っています。

 さらにスウェーデンは、2024年3月から北大西洋条約機構(NATO)に加盟しており、同盟関係となったことで、フランス空軍による高速道路での訓練も実現しました。

 こうした訓練では、戦闘機が離着陸を行うことが多いですが、今回は輸送機であるCN-235がその役割を担いました。輸送機の中では小型とはいえ、翼幅は25.81mあり、F-35A「F-35 ライトニングII」の10.7mと比べると2倍以上あります。そのため、戦闘機と比べて機体が大きく重く、必要な滑走距離も長くなることから、一般的な道路を使った運用はハードルが高いものとなります。

 高速道路を利用した訓練を頻繁に行っているスウェーデンでも、輸送機を使用した訓練は珍しいようです。フランス空軍は今回の訓練について、「作戦上のニーズに応じて航空機を配備できるようになるための、他に類を見ない訓練演習」と説明しています。