死者580人超、二次災害恐れ=1900人以上が行方不明―ネパール土石流

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 【カトマンズ時事】ネパールと中国の国境地帯で起きた土石流災害で、ネパール災害対策当局は28日、同国側で依然1924人の行方が分かっていないと発表した。死者は579人。中国側でも7人が亡くなり、犠牲者は合わせて580人を超えた。
 被災地では29日朝(日本時間同日昼)、生存率が著しく下がるとされる「72時間」が経過。大量に流れ込んだ土砂が行方を遮る中、懸命な捜索が続いている。中国国営メディアは、チベット自治区で554人の行方が分かっていないと報じた。
 中国側では川の水がふさがれて「せき止め湖」が形成された。これが決壊して土石流が再び発生し、被害がさらに拡大するのではないかと懸念が強まっている。
 ネパールのシャハ首相はSNSで、これまでに4400人超が救助されたと明らかにした上で、被災地への救援物資の配布も進んでいると強調した。
 大阪市に住む夫婦と子供3人の一家とみられる日本人観光客5人の安否も明らかになっていない。ネパール観光当局の行方不明者リストには「ヤマモト」姓の「トシタカ」「カナコ」「カヨコ」「ハヤト」「リュウト」さんの名前が記載されている。