ウクライナ国防省は2026年8月26日、ロシア、ニジニ・ノヴゴロド州のコストヴォ製油所に対する攻撃を行ったと発表しました。
ウクライナ側もインフラ攻撃を実施
ウクライナ国防省は2026年8月26日、ロシア・ニジニ・ノヴゴロド州のコストヴォ製油所に対する攻撃を行ったと発表しました。
コストヴォ製油所は、ウクライナ軍とロシア軍が対峙する前線から約800km離れており、ウクライナの深部攻撃部隊が攻撃を実施したとされています。
同製油所は年間約1700万トンの原油を処理しており、これはロシアの石油精製量全体の約11%を占めます。また、ロシアの製油所のなかでは4位の規模とされています。
ウクライナをはじめ、欧州各国の報道によると、同製油所はガソリンの生産量ではロシア国内で2位とされており、ロシア軍の軍用機や車両に欠かせない航空燃料や軽油の生産量も多いようです。
2026年に入ってから、ウクライナ軍はこうした石油精製施設を繰り返し攻撃しています。欧州メディアなどによると、その背景には、ウクライナが保有する長距離攻撃型自爆ドローン(一方向攻撃型ドローン)や巡航ミサイルの性能向上に加え、保有数が増加したことで、ロシアの防空システムでは広大な国土全域を十分に防護することが困難になっていることなどがあるとされています。
また、2026年8月には、イギリスのカレン=レンツが開発した、レーダーに捕捉されにくいステルス機タイプのジェット推進式一方向攻撃型ドローン「ニャン・ワンウェイ・エフェクター」が、ロシア領内への攻撃に使用されたことも明らかになっています。
この攻撃については、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領も公式SNSで言及しており、「我々の戦士たちはロシア国内の16の標的に制裁を加えました。特に、石油施設――戦争を資金面で支えるロシアの石油財布――に対して長距離からの対応が行われました」と発表しています。
ウクライナは、これらの攻撃によって、ロシアが戦闘を継続するための軍事力および経済力を弱体化させることを狙っています。
【炎上している…】ウクライナの攻撃を受けたとみられる製油所(動画)