米陸軍の「未来の自走砲」プロジェクト、韓国企業が契約を獲得! 名だたる欧米企業を押しのけ採用された理由とは

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アメリカ陸軍の次期装輪式自走砲計画で、韓国企業ハンファが欧米の防衛大手を押しのけて試作契約を勝ち取りました。

ベストセラー自走砲K9を装輪化

 アメリカ陸軍は2026年8月18日、次期装輪式自走砲計画「MTC」(Mobile Tactical Cannon:機動戦術砲)について、韓国企業ハンファの現地法人、ハンファUSAと試作車の開発契約を結んだことを発表しました。

 MTCは既存の牽引式155mm榴弾砲M777の後継にあたるものです。現代の戦場は、ドローンの普及や対砲兵レーダーの発展により、砲兵に迅速な射撃と移動の能力が求められており、陸軍はストライカー旅団戦闘団など第一線部隊のM777をMTCに置き換えることを考えています。

 ハンファは、MTC計画にK9 155mm自走榴弾砲を装輪化した「K9MH(機動榴弾砲)」を提案しています。K9は、韓国はもちろん、ポーランドやフィンランド、ノルウェー、トルコなど複数の国で採用されている実績ある装軌式自走砲であり、同社は「世界で2500両以上が配備されている」と発表しています。

 MTCにはハンファのほか、ラインメタル、BAEシステムズ、ゼネラル・ダイナミクスなど多数の欧米系大手防衛企業が名乗りを上げていましたが、これらの企業を抑えてハンファが試作車に関する契約を勝ち取ったことは、韓国防衛産業の発展を大きく印象付けるものです。契約は4年間で、ハンファは最大18両のK9MHをアメリカ陸軍へ納入する計画です。