日野自動車が「日野ブルーリボン」と「日野レインボー」を改良しました。安全性能をはじめ、環境性能や快適性、利便性の向上が図られています。
ブルーリボンには車輪脱落予兆検知システムも搭載
日野自動車は2026年8月21日、大型路線バス「日野ブルーリボン」と中型路線バス「日野レインボー」を改良し、同日発売したと発表しました。今回の改良では、安全性能をはじめ、環境性能や快適性、利便性の向上を図ったとのことです。
安全面では、車両前方の歩行者や自転車を検知する「フロントブラインドスポットモニター」と、交差点で右左折する際に横断歩行者や車両を検知する「出会い頭警報」が新たに全車で標準装備となりました。さらに、「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」による車両停止後、自動で作動する「電動パーキングブレーキ(EPB)」も全車で標準装備されています。
またブルーリボンには、ホイールナットの緩みに起因する異常な回転むらを検知しドライバーに注意を促す「車輪脱落予兆検知システム」が搭載されています。
環境性能では、搭載する4HK1エンジンの燃焼性能を最適化するなど、吸排気系の改良により燃費性能とトルク性能が向上。低転がり抵抗タイヤとの組み合わせにより、ブルーリボンとレインボーの全車型で「令和7年度重量車燃費基準」(JH25)に適合しています。
またブルーリボンの路線バスのうち、14t超16t以下の車型では、基準値を5%上回る燃費性能を実現したとのことです。
運転席まわりでは、新たに7インチメーターディスプレイを採用し、視認性が向上。ステアリングスイッチ付きステアリングホイールを導入したことで、各種設定や操作が可能となり、操作性が高まったといいます。
さらに、外気導入機能と排出口の配置を最適化した外気導入クーラーを採用し、車内の換気性能が改善されたそうです。
日野自動車はこれらの改良について、「車両の稼働を止めない『商品品質』と『トータルサポート品質』を掛け合わせた『総合品質』を最大の強みとして、これからも製品の安全性能やドライバーの運転支援機能などの向上を通じてお客さま・社会の課題を解決し、持続可能な社会の実現を目指す」としています。