復活したチェルシーFWムドリクの去就に注目…リーズからのオファーは拒否か

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 長期の出場停止処分が解除されたチェルシーに所属するウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクの去就に注目が集まっている。21日、イギリスメディア『BBC』や『スカイスポーツ』などが伝えている。

 現在25歳のムドリクは2024年12月に行われた通常の尿検査で禁止薬物であるメルドニウムが低濃度で検出され、当初から一貫して故意に摂取したことはないことを主張していたものの、2025年6月にFAのドーピング防止規定違反で告発され、今年1月の聴聞会を経て4年間の出場停止処分を科された。

 これを受け、ムドリクは今年2月にスポーツ仲裁裁判所(CAS)へ控訴を行うと、7月31日にCASはムドリクとFAが世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の同意を得て、控訴手続きを解決したと発表。さらにFA側もムドリクが即座に競技へ復帰できる状態にあることを明らかにした。

 このような状況から、今夏のプレシーズンでチェルシーのトップチームに急遽合流したムドリクは、合流3日後に迎えたユヴェントスとのプレシーズンマッチに途中出場し、公式戦ではないものの、2024年11月28日に行われたUEFAカンファレンスリーグ(ECL)リーグフェーズ第4節のハイデンハイム戦以来、615日ぶりにチェルシーの選手としてプレーを果たした。

 そんなムドリクは2026-27シーズンに向け、背番号「33」を着用することが発表されている一方で、長期間戦列から離れていたこともあり、定期的な出場機会を得て実戦でのコンディションを取り戻すために、今夏にレンタル移籍となることが予想されており、現在はチェルシーの主要グループとは別で練習を続けていることが伝えられている。

 チェルシーは同じコンソーシアム『BlueCo』がオーナーを務めるストラスブールにレンタル移籍させることを検討しているほか、イタリア勢からも関心が寄せられているものの、ムドリクとしてはプレミアリーグでプレーすることを望んでいる模様で、去就には注目が集まっている。

 そうしたなか、左サイドの補強を画策している日本代表MF田中碧が所属するリーズが、ムドリク獲得に向けて買い取りオプションの付随しないレンタル移籍でのオファーを提示したが、チェルシーはこれを拒否したという。

 提示された条件がチェルシーの要求を大きく下回っていたことが問題になったようだが、他のクラブからも関心が寄せられているなか、ムドリクとしてはリーズへの移籍を強く望んでいることも指摘されており、両クラブによる交渉は継続していると見られているが、果たしてリーズはチェルシーの要求を満たす再オファーを提示するのだろうか。