財務省が2027年度予算の概算要求で、国債利払い費の算出に使う長期国債の想定金利を3.8%とする方向で調整していることが21日、分かった。最近の長期金利の急上昇を踏まえ、26年度予算の3.0%から大幅に引き上げる。これに伴い、元本返済と利払い費に充てる「国債費」も膨らむ見通しだ。
想定金利は、足元の金利水準に1.1%程度の急騰リスク分を加味して算出。26年度予算では概算要求段階で2.6%としたが、その後発足した高市政権の財政拡張路線に対する懸念から長期金利が急上昇。年末の予算編成段階で3.0%に引き上げ、国債費は31兆2758億円を計上した。