アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、スペイン代表MFマルティン・スビメンディへの信頼を強調した。20日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
今夏にフランス人GKイラン・メリエ、ギリシャ代表FWフリストス・ツォリス、ブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスを獲得し、プレミアリーグ連覇と悲願のチャンピオンズリーグ(CL)初優勝に向けて戦力拡充に成功したアーセナル。一方、アルテタ監督は「何事にも始まりと終わりがあることは誰もが理解している。最終的には難しい決断を下さなければならない時もある」と複数選手に退団の可能性があることを認めている。
加入2年目を迎えたスビメンディも去就が注目されている選手の一人。昨シーズンは公式戦57試合出場6ゴール3アシストという成績を残し、22年ぶりのプレミアリーグ制覇に大きく貢献したが、最終盤はコンディションを落としてスタメン落ち。イングランド代表DFマイルズ・ルイス・スケリーの台頭とギマランイスの加入による定位置争いの激化が予想される中、チェルシーやレアル・マドリードからの関心が囁かれている。
しかし、アルテタ監督は「彼は我々にとって非常に重要な選手だ」と明言し、“非売品”でのあるとの認識を明らかに。その上で、昨シーズンのパフォーマンスについて次のように振り返っている。
「彼は間違いなく昨シーズンのアーセナルで最高の選手の一人だった。彼なしでは今いる位置に到達できなかったし、あのような戦い方を続けることはできなかった。大きな称賛に値する。彼が成し遂げたこと、そして彼が我々にとってどれほど重要であるかを軽視できる人などいない。(スタメン落ちした)CL決勝について言及する人がいるが、彼が10カ月間プレーし続けてくれたからこそ、我々はあの決勝戦に出られたんだ」
「彼とは何度か直接話し合った。まずは私の決断を理解してもらうためだ。彼は非常に誠実で素直な人物で、その判断の背景を完全に理解していた。自分自身に対して非常に厳しいため、時にそれが過剰になってしまうこともあるが、彼自身もそれを自覚している。我々がチームの質を高めるために補強を行なうことも理解していた。昨シーズンと同じことを繰り返すわけにはいかない。彼はシーズン終盤までに55試合に出場していたんだ」