米津玄師、出口夏希&蒔田彩珠W主演「ルックバック」友情演奏で参加 本編1シーンで印象的なギターの音色

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女優の出口夏希と蒔田彩珠がW主演を務める実写映画『ルックバック』(2026年9月11日公開)より、米津玄師がシャークキック・ギター(友情演奏)として参加することが決定した。

◆米津玄師、実写映画「ルックバック」友情演奏として参加

米津と本作には、いくつかの接点がある。藤本タツキ氏原作の『チェンソーマン』では、TVアニメのオープニング・テーマ「KICK BACK」、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌「IRIS OUT」およびエンディング・テーマ「JANE DOE」と、数々の藤本作品を手がけてきた。また、是枝裕和監督とは「カナリヤ」のミュージックビデオで、本作の音楽を担当する坂東祐大氏とは数々の楽曲制作でタッグを組んできた。こうした縁が重なり、今作への参加が決定。本編のとある1シーンで、印象的なギターの音色を響かせている。なお、該当シーンは本編のみで楽しめるものとなっている。

劇中曲Vocalには三浦透子。第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督の映画『ドライブ・マイ・カー』をはじめ、映画・舞台・ドラマで女優として活躍する一方、歌手としても、新海誠監督の映画『天気の子』では主題歌にボーカリストとして参加し、2019年の第70回NHK紅白歌合戦にも出演してきた三浦が、藤野と京本を見守るような優しい歌声を披露している。

今回、演出の一部にロトスコープアニメーションを採用しており、その監督として参加したのは久野遥子氏。実写で人物を撮影し、その動きをもとにアニメーションを制作する“ロトスコープ”の技法を使い、第77回カンヌ国際映画祭「監督週間」で公式上映された『化け猫あんずちゃん』を手がけたシンエイ動画が制作。ロトスコープアニメーションパートを美しく、丁寧に紡いでいる。背景美術にはスタジオジブリに所属している西川洋一氏が担当。さらに劇中に出てくる絵画には『となりのトトロ』の男鹿和雄氏をはじめとし、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の串田達也氏など、日本アニメーション界を支える精鋭たちも参加している。

◆実写映画「ルックバック」

本作は、国内外から高い評価を受ける漫画家・藤本氏の作品。2021年に「少年ジャンプ+」で公開されると反響を呼び、「このマンガがすごい!2022」オトコ編第1位を獲得。2026年7月現在、発行部数は100万部を突破している。2024年には劇場アニメ化され、第48回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。本作は、藤本氏作品として初の実写映画化となる。

監督・脚本・編集を務めるのは、2018年に「万引き家族」でカンヌ国際映画祭パルム・ドール(最高賞)を受賞した是枝氏。近作でも『ベイビー・ブローカー』(2022年)、『怪物』(2023年)、『箱の中の羊』(2026年)がカンヌ国際映画祭に出品されるなど、国内外で高く評価されている。是枝監督は偶然立ち寄った書店で原作と出会い、その物語と作り手としての覚悟に深く心を動かされたという。主人公の藤野と京本を、W主演として出口、蒔田が務める。本作は、9月2日より開幕する第83回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に選出されている。(modelpress編集部)

◆三浦透子(劇中曲Vocal)氏コメント

映画に声を乗せるというのは、いつもとても緊張します。音楽を担当されている坂東祐大さんの非常に繊細なディレクションの元、微力ですが力を尽くしたつもりです。歌唱という形で参加させていただけたこと、改めてとても光栄に思います。

◆久野遥子(ロトスコープアニメーション監督)コメント

今回、アニメーションパートを制作するにあたり秋田の撮影現場に帯同させていただきました。是枝監督が本当に眩しそうに嬉しそうに役者さんたちを見つめていて、その目線そのものをアニメーションにできたらと祈る思いで作りました。また藤本タツキさんの漫画を読んでいると風景に寂寥感と圧倒される強さを感じていたのですが、実際に秋田の景色を見た時に答えがそこにありました。そういった思いの結晶体のようなアニメーションを味わってもらえたら嬉しいです。

◆ストーリー

自信家な小学4年生の藤野は、学年新聞に4コマ漫画を連載し、クラスメートたちから絶賛されていた。しかしある日、学年新聞に掲載された不登校の同級生・京本の漫画を目にし、その圧倒的な画力に打ちのめされる。それ以来、藤野は絵が上手くなりたい一心で漫画を描き続けるが、その差は埋まらず、一度は漫画を諦めてしまう。ところが卒業式の日、京本の家へ卒業証書を届けに行った藤野は、京本が自分の漫画のファンだったことを知る。漫画へのひたむきな思いで結ばれた2人は、一緒に漫画を描き始める。かけがえのない時間を積み重ねていく藤野と京本。しかし、そんなふたりの日々を大きく揺るがす出来事が訪れる。