チェルシーの背番号「9」の呪いに新たな挑戦者…J・ペドロがジンクス打破へ

苦境に強い?大手外食チェーン店

 チェルシーの背番号「9」を新たに背負うことになったブラジル代表FWジョアン・ペドロに注目が集まっている。

 エースナンバーとして知られている背番号「9」だが、これまでフェルナンド・トーレス氏やアルバロ・モラタ、ロメル・ルカク、ピエール・エメリク・オーバメヤンなどが着用してきたものの、チェルシーではロマン・アブラモヴィッチ前オーナーの時代から同番号を着用した選手が長く活躍できていないため、背番号「9」の呪いとも呼ばれている。

 そうしたなか、直近では2025年夏にイプスウィッチから3000万ポンド(約65億円)の契約解除条項が行使されてチェルシーに加入したイングランド人FWリアム・デラップが、背番号「9」を着用していたが、加入初年度は負傷していた期間もあり、公式戦41試合出場で2ゴール4アシストを記録するにとどまった。

 このような結果に終わったことから、加入からわずか1年ながら今夏の退団の可能性も浮上しているデラップだが、少なくとも背番号は変更となることが決定。チェルシーは19日に2026-27シーズンに向けた背番号を発表し、デラップが「12」に変更となったことに加え、新たにJ・ペドロが「9」を着用することを明らかにしている。

 現在24歳のJ・ペドロはフルミネンセやワトフォード、ブライトンでのプレーを経て、デラップが加入した後の同じく2025年夏にチェルシーに加入。公式戦50試合出場で20ゴール9アシストを記録する活躍を見せ、2025-26シーズンのクラブ年間最優秀選手に選ばれていた。

 この活躍から給与増額が含まれる新契約を締結する見込みであることが移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏から伝えられているなか、新シーズンからは背番号「9」を着用することを決断したJ・ペドロだが、果たしてこの忌まわしきジンクスに打ち勝つことができるのだろうか。

 アブラモヴィッチ前オーナー時代から背番号「9」を着用してきた選手たちは以下の通り。

2004〜05:マテヤ・ケジュマン(元セルビア代表FW)/41試合出場7ゴール
2005〜06:エルナン・クレスポ(元アルゼンチン代表FW)/73試合出場25ゴール
2006〜07:ハリド・ブラールズ(元オランダ代表DF)/23試合出場0ゴール
2007〜08:ティーヴ・シドウェル(イングランド人MF)/25試合出場1ゴール
2008〜09:フランコ・ディ・サント(元アルゼンチン代表FW)/16試合出場0ゴール
2010〜14:フェルナンド・トーレス(元スペイン代表FW)/172試合出場45ゴール
2015〜16:ラダメル・ファルカオ(元コロンビア代表FW)/12試合出場1ゴール
2017〜18:アルバロ・モラタ(スペイン代表FW)/48試合出場15ゴール※1
2018〜19:ゴンサロ・イグアイン(元アルゼンチン代表FW)/18試合出場5ゴール
2019〜21:タミー・アブラハム(イングランド代表FW)/79試合出場30ゴール※2
2021〜22:ロメル・ルカク(ベルギー代表FW)/44試合出場15ゴール
2022〜23:ピエール・エメリク・オーバメヤン(ガボン代表FW)/21試合出場3ゴール
2025〜26:リアム・デラップ(イングランド人FW)/41試合出場2ゴール4アシスト

※1 加入初年度は背番号「9」を着用したものの、翌年は「29」に変更したため、初年度の成績のみ。
※2 背番号「9」に変更した2019-20シーズン以降の成績。