東京都品川区のJR横須賀線などが通る線路でアンダーパス開通後も残されていた踏切が廃止されます。
アンダーパス開通後も残っていた踏切
東京都第二建設事務所は2026年8月、品川区で整備していた「下神明歩道橋」を9月から段階的に供用し、既存の「住吉踏切」を廃止すると発表しました。
住吉踏切は東急大井町線 下神明駅の近くにあるJR横須賀線や湘南新宿ラインなどの列車が通る「品鶴線」の踏切です。9月24日にまず歩道橋と階段、エレベーターの使用を開始し、29日に踏切が通行止めに。その後30日に歩道橋のスロープの使用が開始されます。
ここでは東海道新幹線の高架も品鶴線と並走しており、すぐ近くでは品鶴線、東急大井町線、東海道新幹線が3層の立体交差を構成しています。新設の歩道橋は線路と高架下を縫うように設けられ、自転車のためにらせん状のスロープで地上へ接続しています。自転車はエレベーターを利用できないということです。
この歩道橋は、線路をアンダーパスする「補助26号線」(鮫洲大山線)の整備事業の一環です。アンダーパス自体は2021年10月に開通し、周辺の交通事情は一変しましたが、その上の踏切は歩道橋の完成まで存置されていました。アンダーパス開通後の住民アンケートでも、「踏切の歩道橋化を進めてほしい」との声が寄せられていましたが、約5年を経てアンダーパス、JR在来線、歩道橋、新幹線という4層の立体が完成します。