宮城県仙台市を流れる広瀬川に架かる「宮沢橋」の新しい橋が、まもなく開通を迎えます。これに先立ち、仙台市は新しい宮沢橋の現場見学会も開催する予定です。
9月5日(土)に現場見学会も開催へ
宮城県仙台市を流れる広瀬川に架かる「宮沢橋」の新しい橋が、2026年9月13日(日)午前6時に開通を迎えます。これに先立ち、仙台市は9月5日(土)に新しい宮沢橋の現場見学会を開催します。
JR仙台駅の南側約2kmに位置する宮沢橋は、一級河川の広瀬川を渡る主要なルートのひとつです。既存の宮沢橋は1955(昭和30)年に完成したもので、幅員約14mの2車線(後に両側に歩道を追加)と狭く、混雑が慢性化しています。また橋の起点側にある宮沢橋交差点は、道路線形がぎこちない変則的な五差路となっており、市内でも事故件数が多い交差点です。
一方、新しい宮沢橋は旧橋の約30m上流側に架けられ、橋長145.9m、幅員は25.8mです。両側に歩道を備えた4車線道路(右折レーンを含めると5車線)で、設計交通量は1日あたり4万1900台を見込んでいます。
また、新しい宮沢橋の整備に併せて宮沢橋交差点も改良されるほか、橋の反対側では2023年3月に開通した、市街地側の都市計画道路「宮沢根白石線(南鍛冶町・舟丁工区)」とも接続。一連の工事が完了すれば、仙台市南西部の幹線道路である国道286号(秋保通)と、宮沢根白石線がスムーズにつながる見通しです。
これにより、開通後は仙台南部道路の山田IC付近から秋保通を経て、仙台駅東口へ直通するとともに、国道45号で三陸道(仙台港北IC)へ通じるという、市街貫通の一大ネットワークが形成されます。旧国道4号などが通る仙台駅西側の都心部を避け、駅東側への迂回も容易になる見通しです。
なお、市は9月13日(日)の新橋開通に伴い、広瀬川の東岸にある舟丁交差点の南側の横断歩道を撤去するほか、既存の宮沢橋についても車両・歩行者とも通行止めにすると発表しています。今後は新しい橋の舗装工事や歩道の整備工事とともに、既存橋の撤去も順次進めていく計画です。
また、開通直前の9月5日(土)に開催される現場見学会は、午前の部(10時~12時)と午後の部(13時~15時)の2部構成。人数制限はなく、午前・午後の部とも終了30分前まで自由に入場が可能です。会場では高所作業車やミニバックホウといった重機の乗車体験のほか、新橋の上ではチョークでお絵描き体験ができるコーナーや、ラジコンを楽しめる特設サーキットなどが設けられます。なお、荒天の場合は中止、小雨は決行の予定です。