「世界最大級の斜張橋」ついに基礎工事はじまる 阪高湾岸線が「海を渡る区間」 海底から塔の上まで300m近くに!?

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「大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄)」で神戸港をまたぐ「世界最大級の斜張橋」の工事がいよいよ始まりました。

六アイ~ポーアイ「海上部」に着手

 国土交通省 浪速国道事務所が「大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄)」について2026年7月現在の進捗状況を更新。神戸港をまたぐ「世界最大級の斜張橋」の工事がいよいよ始まりました。

 この事業は神戸市東灘区の六甲アイランドで途切れている阪神高速湾岸線を延伸、ポートアイランドを経て長田区の駒栄までの14.5kmを結ぶものです。国土交通省と阪神高速道路が共同で事業を進めています。

 これまで主に六甲アイランド内と駒栄で工事が行われており、六甲アイランドではすでに新設橋脚29基のうち24基が完成、うち16基分に橋桁が架かっています。そしていよいよ始まったのが、六甲アイランドから海を隔てたポートアイランドまでを結ぶ海上長大橋の工事です。

 橋の全長は2739mで、神戸港の航路を避けた位置に4本の主塔が建設されます。主塔間の距離(スパン)は653m、基礎からの主塔の高さは213mに達する予定で、完成すれば「世界最大級の斜張橋」になるといわれています。海面から桁下の高さは最大で66.8mが確保されます。

 現在はその中央部の橋脚2本で基礎を施工すべく、海底への土留鋼管矢板の打設などが行われています。

 土留鋼管矢板は橋脚のコンクリート躯体を支える構造物となり、海底の支持層まで打ち込みます。海面から支持層までの深さは約60~70mとされており、その上の主塔と合わせれば海底から300m近い高さの構造物を構築することとなります。神戸港の新たなシンボルになる斜張橋です。