紆余曲折もヴィニシウスはレアル・マドリード残留か…2031年までの新契約サインへ

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 今夏の去就が注目されたブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールだが、レアル・マドリード残留が濃厚となった。

 現在26歳のヴィニシウスは2018年夏に母国の名門フラメンゴからレアル・マドリードへ加入し、ここまで公式戦通算375試合で128ゴール100アシストをマーク。2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を含む数多くのタイトル獲得に貢献している中で、現行契約は2027年6月30日までとなっており、来夏にはフリーとなる可能性がある。

 フリー移籍をさせないためにもレアル・マドリードは数カ月にわたって契約延長交渉を行なっているものの、年俸3000万ユーロ(約55億円)や肖像権収入の割合引き上げなどを求めたヴィニシウスの要求を大きく下回る契約延長オファーしか提示しておらず、未だ合意に至ることはできず。このような状況から、アーセナルが獲得に関心を寄せていることが明らかになっており、動向には注目が集まっていた。

 ただ、スポーツメディア『ESPN』の最新報道によれば、現地時間5日には、クラブのホセ・アンヘル・サンチェスゼネラル・マネージャーとチーフスカウトのジュニ・カラファト氏、ヴィニシウスの代理人であるフレデリコ・ペーナ氏とアドバイザーのタタ・ソアレス氏の間で会合が開かれ、協議は前向きな雰囲気で行われたとのこと。

 具体的な金額については明らかにされていないものの、レアル・マドリード側はここ数週間で掲示していた年俸2200万ユーロ(約40億円)のオファーから増額し、一部の変動報酬を改善。肖像権をめぐる意見の相違は依然として解消されていないものの、その気持ちは2031年6月までの新契約サインへ傾いているという。

 さらに、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は6日、「口頭合意は最終段階にあり、細部の詰めが行われた後、新たな長期契約に向けた正式なゴーサインが出される見通し。ジョゼ・モウリーニョ監督も、ヴィニシウスの残留を強く望んでいる」と、ヴィニシウス残留が濃厚であると主張している。

 なお、レアル・マドリードではライプツィヒのコートジボワール代表FWヤン・ディオマンデの完全移籍での獲得が間近に迫っているが、左右のウイングでプレー可能な19歳FWはヴィニシウスの去就に影響を与えるものではないという。