マンチェスター・シティに所属するスペイン代表MFロドリの獲得に向けてバルセロナが動き出したようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。
ジョゼップ・グアルディオラ監督からエンツォ・マレスカ監督への監督交代やここ数年の黄金期を牽引した主力の移籍も相次ぎ、新たな時代へ向かうマンチェスター・C。
そんななか、今夏の移籍市場で去就が注目されているのが、チームの心臓を担う30歳MFだ。
マンチェスター・Cとスペイン代表でのプレーを通じてほぼ獲得可能な主要タイトルを手にしてきたロドリは、クラブとの現行契約が2027年とあと1年残っているものの、このタイミングで新たな挑戦を決断する可能性が取りざたされている。
マンチェスター・Cに関しては主力の慰留を考えているが、流出の可能性に備えてリールのモロッコ代表MFアイユーブ・ブアディの獲得をほぼ決定的なモノとしており、選手の意向と適切なオファーが届いた際には売却を検討するとみられる。
そのロドリに対しては数週間前からレアル・マドリードが獲得の動きを見せており、個人間での接触に加え、クラブ間においても5000万ユーロ(約92億円)から最大6000万ユーロ(約110億円)のオファーを準備していると言われる。
ただ、マンチェスター・C側は、獲得レースに他のクラブも参入しつつあると判断し、即座に話を進めることには同意せず。より高額な移籍金を得ようとする動きを見せた中、ここにバルセロナが参戦したようだ。
バルセロナは、ロドリの移籍の可能性を巡り、同選手の代理人側およびマンチェスター・Cの双方とすでに接触。移籍金に関してはライバルと同額程度の金額を支払う意思があるという。
個人間での条件の違いは不明ではあるものの、現時点でその去就に関しては残留の可能性を含め、ロドリ自身に委ねられる状況だ。
現在30歳のロドリはビジャレアルとアトレティコ・マドリードを経て、2019年夏にマンチェスター・シティへ完全移籍加入。チームの“心臓”としてここまで公式戦通算298試合出場28ゴール32アシストという成績を残し、チャンピオンズリーグ(CL)初制覇やプレミアリーグ4連覇に大きく貢献している。また、FIFAワールドカップ2026では優勝したスペイン代表を主将として支え、大会MVPに輝いた。