レアル・ソシエダは、マルセイユに所属するCBナイフ・アゲルドのレンタル獲得に乗り出しているようだ。5日、スペイン紙『アス』が報じている。
日本人2選手を擁するサン・セバスチャンのクラブは、ロビン・ル・ノルマン(アトレティコ・マドリード)の退団以降、左CBのポジションが不安定となっている。2024-25シーズンはナイフ・アゲルド、2025-26シーズンはドゥイェ・チャレタ・ツァルをレンタル獲得したものの、それぞれシーズン終了後に保有元へと帰還。今シーズンは、アラベスでの武者修行を終えたジョン・パチェコが復帰したほか、Bチーム登録の喜多壱也もポジション争いに加わっているが、ル・ノルマンと比べると物足りなさは否めない。
かくして左CBの補強に動いたチュリウルディンは、FIFAワールドカップ2026にチェコ代表の主将として出場したラディスラフ・クレイチらとも接触したなか、ついに最有力候補としてアゲルドに狙いを定めたようだ。スペイン紙『アス』によると、レアル・ソシエダは同選手の2度目の加入に近づいており、マルセイユとのクラブ間交渉は「現時点では良好な方向」に進んでいるとのこと。一昨シーズンは、ル・ノルマンの後釜としての役割を果たしながらも1年でクラブを去ったが、今回は買取義務のオプションが付帯するという。また、選手には長期契約が提示される見込みと併せて伝えている。
ただし同紙は、唯一コンディション面が懸念点と指摘する。慢性的な鼠径部痛に悩まされていたというアゲルドは、今年3月に手術を実施。これによって、モロッコ代表として臨むはずだった北中米W杯を欠場(メンバーには選出されたが、直前で離脱)しており、マルセイユのプレシーズンに合流したのも先月29日だったことを記している。
昨夏、レアル・ソシエダから保有元へと戻るのに際して、「ラ・レアルは心に大きな足跡を残してくれたから、これからも応援し見守り続けていく」とメッセージを綴っていたアゲルド。良好な関係が続く両者は、再び契約を交わすことができるのだろうか。