「ポトフみたいで健康そう♪」→まさかの電撃走る! “ザ・地方空港”に出現の「背徳感ゼロ」の怪物麺…食べたら「やっぱブッ飛んでる…」

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ANAが1日3往復するのみの地方空港「大館能代空港」。ここには市街地のラーメン店ですら出さないような、振り切ったコンセプトの「空港麺」が不定期で限定メニューとして出現します。8月もそうしたメニューが登場したので、早速食べに行ったところ、今回も完全にやってくれました。

ランチ限定だけど「1100円」

 秋田県北部にある「大館能代空港」。ここを発着する旅客便は、ANA(全日空)の羽田線が1日3往復するのみ。まさに“ザ・地方空港”です。ただ、ここにとんでもない空港グルメが眠っていることは、あまり知られていません。空港内のレストランでは、市街地のラーメン店ですら出さないような、振り切ったコンセプトの「空港麺」が不定期で限定メニューとして出現するのです。2026年8月もそうしたメニューが登場したので、早速食べに行ったところ、今回も完全にやってくれました。

 このメニューを提供しているのは、空港内レストラン「ポートワン」。ここでは8月の毎週水曜日を除くランチタイム(11:00~14:00)限定で、「野菜もとれる背徳感ゼロつけ麺(1100円)」を販売しています。チラシには「野菜たっぷりで背徳感ゼロ」「罪悪感なし!」の文字が並びます。

 同店では7月に、市街地のラーメン店が驚くほどのニンニクと背脂が入った「背油にんにく野菜つけ麺」を発売。「ニンニク・アブラ」を座右の銘とする筆者ですら、その容赦ないマシマシっぷりに“狂喜乱舞”してしまいそうになった経験があります。普段、「背徳感ゼロ」「ヘルシー」「健康」という文字を見ると逃げ出したくなる筆者ですが、あのお店がうたう「背徳感ゼロ」となれば、「いったい何を出してくるんだ……」と気になってしまいました。

 結論から言いましょう。確かに背徳感こそ低いです。しかし、さすが「ポートワン」のエクストリーム空港麺。まったくもって“タダ者”ではありませんでした……。

実食!

 「野菜もとれる背徳感ゼロつけ麺」は、キャベツやニンジンなどの野菜がたっぷり入ったつけ汁と、ネギ、大量のチャーシューが乗ったピロピロの平打ち麺という構成です。麺はいわゆるマシマシ系のテイストに近く、食べる前から期待できます。

 スープはパッと見たところ、ポトフのようなビジュアルで、いかにも野菜たっぷりです。しかし、一口食べた瞬間に電撃が走りました。一気に襲ってきたのは、容赦ない「生姜」です。スープを混ぜてみると、市街地のラーメン店では見たことがないような量のおろし生姜がどっさり。筆者の人生で、もっとも生姜を感じた食べ物かもしれません。もはや辛味といえるほど鮮烈な生姜の風味が、口の中を全力疾走していきます。

 確かに野菜たっぷりで、「背徳感」こそゼロです。しかし“パンチ”という意味では、先月の「背油にんにく野菜つけ麺」にもまったく引けを取りません。市街地のラーメン店の人が食べても、「生姜、そこまで入れる!?」と驚くのではないでしょうか。ポートワンのシェフ、またやってくれました。これは生姜好きにはたまらないでしょうし、筆者のようなジャンクラーメン好きでも大満足できます。背徳感ゼロなのに脳はしっかり喜ぶ。何かがおかしいです。

 しかも最高なのが、これだけ脳が喜ぶパンチを持ちながら、ヘルシーだということです。実質、野菜スープに豚肉のタンパク質。はい、健康です。とんでもない新たな完全栄養食が生まれてしまいました。

 生姜の効果で、冷房の効いた店内にもかかわらず、サウナ並みの滝汗をかきながら完食しました。今回も健康に気を使って、食後には「トクホのコーラ」を投入。しかし、生姜の刺激が残っているところへ炭酸がやってきたため、口の中はまだビリビリしています。なお、ニンニクのように良好なスメルを機内へまき散らす心配もありません。完璧です。

 今回のラーメン旅は筆者にとって、実質……いや、完全なダイエット旅となりました。野菜をたっぷり食べ、生姜で汗もかきました。これ以上、何を求めるというのでしょうか。地元へ帰ったら、また腹囲を大切に育てていこうと考えながら、家路につきました。