ロシア海軍・黒海艦隊の潜水艦に無人航空機(UAS)対策用ケージが装備されたことが確認されました。
異様な外観に変貌した潜水艦を衛星画像が捉える
イギリス国防省は2026年8月4日、ロシア海軍が黒海艦隊の潜水艦に無人航空機(UAS)対策を施し、潜水させた状態でノヴォロシースク港内に配置したことが衛星画像の分析によって確認されたと発表しました。
イギリス国防省は、黒海艦隊に配備されているキロ級潜水艦4隻のうち、3隻の艦橋に無人航空機対策用のケージが装備されたと指摘しています。
無人航空機対策が施された3隻の潜水艦は、黒海艦隊の拠点であるノヴォロシースク港内で係留索を外し、潜水した状態になっていると報告しています。
船体の大部分は海面下にあるものの、艦橋部分だけ海面上に出ているため、無人航空機対策用のケージが必要になったと分析しています。
これは、ウクライナ軍が前線から離れた標的を無人航空機で攻撃する能力を向上させていることを受けた予防的な措置との見解を示しています。
無人航空機対策用のケージが装備されていない4隻目の潜水艦も係留索を外し、艦橋部分だけ海面上に出した状態で潜水しているとのこと。この潜水艦は他の3隻に比べ、優先順位が低い可能性が高いと指摘しています。
ロシアによるウクライナへの全面侵攻以降、戦車など陸上装備には無人航空機対策用のケージが設置されるようになっており、それが潜水艦にも波及した形となります。