アトピー患者の保湿剤は対象外=OTC類似薬の追加負担―厚労省会議

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 厚生労働省は5日、市販薬と成分や効能が似た「OTC類似薬」を処方された患者に追加負担を求める新制度を巡り、対象外となるケースに関する中間取りまとめ案を有識者会議に示し、了承された。アトピー性皮膚炎の患者に長期的に保湿剤を処方する場合は、負担を求めない。厚労省は2027年3月の新制度導入に向け、秋ごろに医療機関などに詳細を示す。
 新制度は、市販薬で代替可能な77成分約1000品目について、通常の自己負担とは別の追加料金を求める。具体的には、薬代の25%を保険適用外の「特別料金」として患者が全額を負担。残る75%は保険適用され、1~3割を負担する。
 取りまとめでは、ヘパリン類似物質などの成分で作った保湿剤を長期間処方されているアトピー性皮膚炎の患者には、追加負担を求めないこととした。それ以外の病気で保湿剤を長期で使う患者には負担を求めるが、重度であれば28年度末まで対象外とする経過措置を設ける。
 湿布は追加負担の対象になるが、長期間使う重度患者には28年度末までは負担を求めない。内服薬は通年で処方されている場合、対象外とする。