世界初の垂直離着陸「無人戦闘機」試作エンジンが動画公開される エンジンノズルが「ぐにゃぐにゃ」動く!?

燃料電池、AI電力問題解決に期待

GEエアロスペースは2026年7月31日、Shield AI(シールドAI)の無人機X-BAT航空機向けに開発中エンジンに搭載する「AVEN:軸対称推力偏向排気ノズル」の動画を公開しました。

ついに垂直発進無人戦闘機向けエンジンが!

 航空機エンジンメーカーのGEエアロスペースは2026年7月31日、Shield AI(シールドAI)が開発中の無人機「X-BAT」向けエンジンに搭載する「AVEN(Axisymmetric Vectoring Exhaust Nozzle:軸対称推力偏向排気ノズル)」の作動動画を公開しました。

 X-BATは、Shield AIが開発を進める世界初の完全自律型・滑走路不要の垂直離着陸(VTOL)無人戦闘機です。

 同機にはGE製エンジンが搭載される予定です。今回GEは、F-15やF-16に搭載されているF110-GE-129EエンジンをベースにAVENを組み込み、ノズルの作動やエンジンとの適合性を確認しました。

 GEは今回の試験で、エンジン初回始動(ライトオフ)試験を無事に完了したと発表しており、「同プログラムが垂直飛行の実現に向けて進む上で重要な節目となるマイルストーンです」と説明しています。

 公開された動画では、推力偏向ノズルが生き物のように左右へうねるように動く様子が収められており、垂直離着陸を実現するために非常に広い可動範囲を備えていることがうかがえます。

【い、生き物みたい…】これが、ノズルがウネウネ動くX-BAT向けのエンジンです(動画)