損壊家具や廃材、次々と搬入=災害ごみ受け入れ開始―震度7の熊本県氷川町

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 震度7の揺れを観測した熊本県氷川町では3日午前、地震により発生した災害ごみの受け入れが始まった。仮置き場となった同町の竜北グラウンドには、壊れた家具や廃材などが次々と搬入された。
 ごみを持ち込む住民らの車が長蛇の列をつくったため、搬入受け付けは予定されていた午前9時の約10分前に早められた。グラウンド周辺の道路は地震で起きたとみられる隆起やひび割れが目立ち、被災者らは車を慎重に運転していた。
 同町の無職畑野明生さん(80)は午前6時半ごろに到着し、自宅の障子や壊れた陶器類を持ち込んだ。「受け入れがやっと始まってうれしい」とほっとした表情を見せる一方、「まだまだ片付けに時間がかかる」と疲れた様子で話した。
 同町の男性(71)は、倒壊した自宅のタンスや棚を軽トラックの荷台に積んで来場した。男性は「家の中は、しっちゃかめっちゃかだ」とだけ語り、黙々と荷下ろし作業を行っていた。
 自宅の瓦がほとんど落ちたという男性(75)は「自宅は築100年以上だったので悲しい」とさみしそうな様子。自宅が被災し、布団などを搬入しに来た50代の会社員女性は「1回の持ち込みに2時間以上かかるので、1日に1回しかできないかもしれない」と諦めたような表情で話していた。