7月26日より、ついに幕を開けた日曜劇場「VIVANT」第2シーズン(TBS系/毎週日曜よる9時~)。堺雅人、阿部寛をはじめ、豪華キャストが集結する中、天才ハッカー“ブルーウォーカー”こと太田梨歩を新たに演じる花岡すみれ(はなおか・すみれ/22)にも注目が集まっている。モデルプレスでは花岡にインタビューを実施し、出演が決定した際の心境や日曜劇場「御上先生」(TBS系/2025年)で得た学び、そして夢を叶える秘訣に迫った。
◆堺雅人主演「VIVANT」
2023年7月から9月に放送された日曜劇場「VIVANT」。主人公のエリート商社マン・乃木憂助(堺)が、国内外で民間人に紛れて諜報活動を行う自衛隊直轄の非公認組織「別班」の一員として、生き別れた実の父親であるノゴーン・ベキ(役所広司)が率いるテロ組織「テント」の真相に迫っていく物語である。復讐を果たそうとするベキを乃木が射殺し、すべては終わったかに見えた。しかしその裏で、新たな冒険はすでに動き出していた。
前作で強烈な印象を残した天才ハッカー“ブルーウォーカー”こと太田梨歩を、第2シーズンでは花岡が新たに引き継ぐ。高いハッキング能力で乃木ら別班を支える一方、“普通の女の子”としての一面も持つキャラクター。花岡がその繊細な魅力をどのように体現するのか。
◆花岡すみれ「VIVANT」ブルーウォーカー役決定時の心境
― 日曜劇場「VIVANT」第2シーズンへの出演が決まったときの率直な心境を教えてください。前作から大きな注目を集めている作品ですが、出演決定時にはどのような思いがありましたか?
花岡:決まったときは、とにかく頑張るしかない、と奮い立ちました。その後にじわじわと「VIVANT」の世界に飛び込むことへの実感が湧いてきて、不安と期待が入り交じった気持ちで撮影までの期間を過ごしました。
― 「VIVANT」という作品に対して、出演前はどのような印象を持っていましたか?また、実際に作品世界に入ってみて、その印象に変化はありましたか?伏線や細かな表情の変化にも注目が集まる同作ならではの緊張感や面白さを感じた瞬間があれば教えてください。
花岡:もちろん前作もリアルタイムで観ていて、そのスケールの大きさに圧倒されていました。それだけではなく、指先や口角など本当に細やかなところにまで、全員がこだわりを持って撮影を進めているのがとても印象的でした。壮大さと繊細さの両方が合わさることで、あの「VIVANT」の独特な緊張感が生まれていたのだなと実感しました。
― すでに多くの視聴者に印象を残している“ブルーウォーカー”こと太田梨歩を演じるうえで、特に大切にしたことはありますか?また、ハッカーという専門性の高い役柄に向き合う中で、役作りで意識したことを教えてください。
花岡:誰もが認めるハッキング能力を持つブルーウォーカーですが、太田梨歩自身は「普通の女の子」であることが魅力の一つだと感じていました。目の前で起こる一つ一つのことに対して、純粋に反応していくことを意識しました。ハッキングも、軽々とやってのけるというよりは常に必死に取り組みつつ、自分の能力が誰かの為になる喜びも忘れないように、意識をしました。
また、最初は台詞とキーボードの操作を連動させることに苦労しましたが、常に画面の向こうにいる人物や状況を想像することで、自然とリズムが掴めるようになりました。
◆花岡すみれ「御上先生」で学んだこと 共演者からの印象的な一言も
― 堺雅人さん、阿部寛さん、二階堂ふみさん、二宮和也さん、松坂桃李さんら豪華キャストが出演する作品ですが、現場で刺激を受けたことや、印象に残っている出来事はありますか?
花岡:皆さんとの撮影で、私がとても緊張していることを話すと、「みんなもそうだよ」と言ってくださったことが印象的です。私から見る皆さんは、撮影中はもちろん、常に凛とされていました。話を聞いて安心すると同時に、改めてこの作品に関わる俳優として身が引き締まる思いでした。
― 2025年放送の「御上先生」では、日曜劇場初出演を果たされました。多くの同年代キャストとともに作品を作る中で、刺激を受けたことや学んだことはありましたか?また、そこでの経験が今作で活かされたと感じることがあれば教えてください。
花岡:コミュニケーションをとることの大切さが一番の学びになりました。自分に限らず、お互いの役柄を理解し合うことで、状況に応じてクラスの雰囲気に一体感を持って作り上げることが出来たように思います。今回の撮影では、モニター画面と向かい合うことが多かったこともあり、自分の世界に小さく縮めてしまいそうなときに、周りと関わる大切さを思い出し、視野を広く持つことが出来ました。
◆花岡すみれの夢を叶える秘訣
― 「VIVANT」出演を果たすまで、さまざまな経験をされてきたと思います。そんな花岡さんが、これまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」もしくは「怒りを乗り越えたエピソード」を教えてください。
花岡:できるだけ、紙に書いたり誰かに話したりと「言葉」にするようにしています。そうすると漠然とした負の感情が、自分を形作るキーワードやヒントのように見えてきて、むしろその感情ごと自分の一部として大切なものになる気がしています。
― モデルプレス読者の中には夢を追いかけている方もたくさんいます。そういった方に向けて「夢を叶える秘訣」を教えてください。
花岡:まだまだ夢を叶えたと言えないのですが…まずは、これまで自分が叶えてきた小さな夢たちを大事にするところからかな、と思います。叶えられなかった、まだ叶えられていない夢にばかり目がいって、何も成し遂げていないと落ち込むことも多いので、これまでの自分を一旦肯定してあげてから、次の夢に向かっていくと苦しくならずに頑張れると思いました。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
◆花岡すみれ(はなおか・すみれ)プロフィール
長野県出身。TVドラマ「カカフカカ-こじらせ大人のシェアハウス-」(MBS/2019年)でデビュー。主な出演作は、映画「水深ゼロメートルから」(2024年)、「違国日記」(2024年)、舞台「イノセント・ピープル」(2024年)、TVドラマ「ボイスⅡ 110緊急指令室」(日本テレビ系/2021年)、連続テレビ小説「ちむどんどん」(NHK/2022年)、ZIP!朝ドラマ「クレッシェンドで進め」(日本テレビ系/2022年)、日曜劇場「御上先生」(TBS系/2025年)ほか。