チェルシー、過去の規則違反で21億円の罰金と執行猶予付き補強禁止処分…勝ち点剥奪は回避に

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 イングランドサッカー協会(FA)は、チェルシーに対し、過去の規則違反に伴い1000万ポンド(約21億円)の罰金と執行猶予付きの2度の補強禁止処分を下したことを発表した。

 これまでプレミアリーグとFAは、ロマン・アブラモヴィッチ前オーナーが同クラブを保有していた2011年から2018年の間にチェルシーが行った不適切な支払いを調査してきた。

 これらは、2022年にトッド・ベーリー氏ら投資家グループとクリアレイク・キャピタルのコンソーシアムがクラブを買収した際の適正評価手続きの過程で明らかとなり、未登録の代理人や第三者に対して4700万ポンド(約100億円)を秘密裏に支払っていた事実が判明し、現在の運営陣が自主的に報告していた。

 チェルシーは聴聞会で74件の違反行為すべてを認め、当初、独立委員会は1000万ポンドの罰金と執行猶予付きの勝ち点6の剥奪処分を下していた。その後、同クラブは勝ち点減点処分に対して異議を申し立てた結果、勝ち点剥奪処分は撤回。代わりに2度に渡る(2回の移籍市場)補強禁止処分を下した。ただし、この補強禁止処分も2027年6月30日までの執行猶予となる。

 なお、1000万ポンドの罰金に関しては控訴の対象とはならず、全額がイングランドのグラスルーツへ投資されることも伝えられている。