ラツィオの2026-27シーズンのシーズンチケットの売れ行きが不振に陥っているようだ。30日、イタリアメディア『コリエレ・デロ・スポルト』が報じている。
報道によると、ラツィオの来季のシーズンチケット販売数は現時点で2000枚強にとどまっている模様。昨夏もクラウディオ・ロティート会長への批判は高まっていたものの、最終的には2万9918枚のシーズンチケットが購入されていた。それから1年が経過した現在、シーズンチケットの“非更新率”は93.3パーセントに達したという。
2026-27シーズンのシーズンチケットは8月20日まで段階的に販売され、今後も一定の数字の伸びは見込まれているが、近年の水準に達する可能性は低いとみられている。ラツィオのシーズンチケット販売数は、2022-23シーズンが、2万6193人、2023-24シーズンが3万333人、2024-25シーズンが2万9036人、2025-26シーズンが2万9918枚と過去4シーズンにわたって約3万人前後で推移してきた。しかし、今シーズンは2016-17シーズンの約4000枚をも下回り、過去最低の数字となる可能性もあるようだ。
シーズンチケット購入者が激減している背景には、ピッチ上の成績だけではなく、ロティート会長のクラブ運営方針や野心の欠如に対するファン・サポーターの積み重なった不満があるという。サポーターは昨シーズンの後半戦でもホームゲームでの応援をボイコットしたほか、今月2日にはローマ市街でロティート会長に対する大規模な抗議デモが行われたことも報じられていた。
さらに同メディアは、新シーズンのホームゲームでスタディオ・オリンピコが空席となる可能性があると指摘。スポーツ面だけでなく、スポンサーをはじめとする商業的価値を弱め、クラブ経済にもダメージを与えることになるだろうとの見解を示している。