日本初! 海自イージス艦「トマホーク」巡航ミサイルの発射能力を獲得!「反撃能力」の要が誕生へ

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防衛省は2026年7月30日、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」が、太平洋上で巡航ミサイル「トマホーク」の初となる実射試験を行ったと発表しました。

海自初となる「トマホーク」実射試験を完了

 防衛省は2026年7月30日、アメリカへ派遣中の護衛艦「ちょうかい」が、太平洋上においてトマホークミサイルの実射試験を行い、乗員の練度を含めて発射能力が無事付与されたのを確認したと発表しました。

 試験は前日の29日(米国太平洋夏時間28日)に実施されました。

「ちょうかい」は、防空能力に秀でたイージス艦で、こんごう型護衛艦の4番艦として1998(平成10)年に就役しました。基準排水量は7250トン、全長は161mで、乗員数は約300名。長崎県の佐世保基地が定係港です。

 日本政府は、防衛強化の一環として自衛隊に「反撃能力(敵基地攻撃能力)」を付与するとしており、その目玉装備のひとつとしてアメリカ製巡航ミサイル「トマホーク」を海上自衛隊に配備することを計画しています。

 これに沿って、「トマホーク」運用能力が付与される最初の艦として白羽の矢が立ったのが「ちょうかい」で、同艦は定期整備のタイミングで改修されることが決まっていました。

「ちょうかい」は、トマホークを搭載するための改修や乗員訓練をアメリカで行うため、昨年(2025年)10月にサンディエゴへ派遣されました。同月中旬から発射機能の付加に必要な工事や訓練を重ねており、今回の実射試験によって、これら一連のプロセスが無事に完了したことになります。

 防衛省は、今回の実射試験がトマホーク事業の着実な進捗を示すものだとしたうえで、引き続き、スタンド・オフ防衛能力の早期構築に向けて取り組んでいくとしています。

 なお、護衛艦「ちょうかい」は、今年9月頃に帰国する予定です。