バルセロナが、アトレティコ・マドリードのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス獲得を巡る一件でスペインサッカー連盟(RFEF)から公式な調査が進行中との通知を受けた。
ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの昨季限りでの退団を受け、今夏の移籍市場でストライカーの補強が優先事項となったバルセロナ。そして、そのチップターゲットに定められているのが、以前から獲得へ強い関心を示してきたアルゼンチン代表FWだ。
すでに今夏の早い段階で1億ユーロ(約184億円)の公式オファーを掲示したが、アルバレスを“非売品”と考えるアトレティコはすぐさまそのオファーを拒絶。一方で、バルセロナ行きを熱望する選手自身はFIFAワールドカップ2026参戦の期間にその旨を公言し、アトレティコ側にオファーを受け入れるように働きかける物議を醸す動きもあった。
これを受け、アトレティコは2030年まで契約を残す自クラブ保有の選手に対する許可を得ない接触、前述のトランスファーリクエストに近い振る舞いをアルバレスに促した可能性のある行為に対して激怒。メディアを通じてバルセロナの不適切な振る舞いを公然と非難するとともに、RFEFに対しても異議申し立てを行っていた。
そんななか、RFEFは30日、バルセロナに対して公式な調査が進行中であり、クラブ側が自らの主張を提示する必要がある旨を通知。これにより、バルセロナの弁護団は今後数日間、回答の準備に追われることになる。
現時点でバルセロナは、アルバレス獲得の動きにおいて法に抵触する行為はなかったことを証明することが求められるところだが、仮にそれを証明した場合でもアルバレス獲得へのハードルは非常に高いと言わざるを得ない。