アデイェミが明かすバルサ移籍の舞台裏 フリック監督から電話も「説得など必要なかった。なぜなら…」

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 今夏、ドルトムントからバルセロナへの完全移籍を決断したドイツ代表FWカリム・アデイェミが、移籍の裏話や、新天地で待ち受けるポジション争いについて語った。現地メディア『ムンド・デポルティーボ』が30日、同選手のコメントを伝えている。

 アデイェミは今月23日、バルセロナと2031年6月30日までの5年契約を締結。4年間在籍したドルトムントとの契約を残してはいたものの、2026-27シーズンが“ラストイヤー”で、来夏のフリー退団を待たず、この夏に新天地を求めた。

 同メディアなどの報道によると、バルセロナは移籍金として2200万ユーロ(約41億円)を支払い、タイトル獲得などに応じて発生する最大700万ユーロ(約13億円)のボーナスも付随しているという。

 アデイェミはドイツを含めて3カ国にルーツを持つが、A代表は出生地であるドイツ代表を選択。FIFAワールドカップ2026行きは逃したものの、これまでに国際Aマッチ通算11キャップを刻んでいる。2021年9月にドイツ代表デビューを飾ったが、当時の代表指揮官は、現在バルセロナを率いるハンジ・フリック監督だった。

 バルセロナ移籍が決まる前、アデイェミの元に、共にカタールW杯も戦った“恩師”から電話が届いたという。「“説得”は間違った表現だ」と切り出したアデイェミは、「単に彼から電話がかかってきて、『来たいか?』と尋ねられただけさ。もちろん、僕は『行きたい』と答えた」と、決断の裏にあったフリック監督とのやりとりを明かす。バルセロナからの誘いを受けて、断る選択肢はなかったことを強調した。

「ここは世界最大のクラブだし、こうしたチャンスは一生に一度しかない。彼(フリック監督)に説得される必要などなかったよ。もちろん、以前から彼のことを信頼しており、深く尊敬しているけどね」

 また、アデイェミは直近ではセカンドトップやセンターフォワードとして起用される回数が増えているが、元は両ウイングを本職とする選手。仮にWGでの起用が見込まれている場合は、スペイン代表FWラミン・ヤマル、ブラジル代表FWハフィーニャ、そして今夏に加わったイングランド代表FWアンソニー・ゴードンらとのポジション争いが待っている。

 しかしながら、「どの選手も恐れていないよ」とアデイェミ。「自分がベストを尽くせば、出場するチャンスはあると分かっているからね」と力を込めた。

【動画】アデイェミのバルサ初日に密着