今夏フライブルク移籍の長田澪、決断の決め手と現在地「価値観を完全に共感できた」

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 今夏、ブレーメンからフライブルクへ移籍したU-21ドイツ代表GK長田澪(ミオ・バックハウス)が新天地での現状を語った。30日、ドイツメディア『キッカー』が同選手のコメントを伝えている。
 
 現在22歳の長田は日本人の母とドイツ人の父を持ち、川崎フロンターレの下部組織やU-15日本代表でプレーした経歴を持っており、2018年に生まれ故郷のドイツへ戻った。そこでブレーメンの下部組織に加入すると、オランダのフォレンダムへの期限付き移籍を挟み、ブレーメンでは32試合に出場した。

 ブレーメンでの活躍が認められ、フライブルクへの移籍を果たした長田は、「チームメイトは温かく迎え入れてくれたし、それがチームの特徴だと思う。夜には8、9人くらいでゲームをしているし、素晴らしいチームワークがあると感じている」と語り、加入から間もないものの早くもチームに馴染んでいるようだ。

 前所属のブレーメンでの昨シーズンについて「多くの敗戦で順位も低迷し、厳しいシーズンだった。それでもプレーできたことは楽しかったし、(新シーズンもブレーメンに)留まるつもりだった」と振り返りつつ、今夏の移籍を決断した背景に言及。フライブルクが提示したプロジェクトが長田を惹きつけたという。

「話し合いは正しい方向に進んでいると感じた。彼らは明確な計画を提示し、それを貫いている。そこに自分の居場所があると感じたし、クラブが掲げる価値観は完全に共感できるものだった」

 正守護神を務めるU-21ドイツ代表GKノア・アトゥボルが今夏の退団を噂されたことから、その後釜と目され獲得された長田。しかし、現時点でアトゥボルの移籍は決まっておらず、チームには若手守護神が2人同居する状況となっている。

 このポジション争いについて、長田は「彼と一緒に仕事するのは本当に楽しい。彼は僕を助けてくれるし、感じが良くていい人だ。彼の置かれた状況は当然のものではないが、彼の振る舞いを尊敬しているよ」と、とライバルへの敬意を口にしている。