懸命の救助活動続く=イオンモールや製紙工場、倒壊民家で―熊本震度7

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 地震発生から3日目となる30日も、熊本県内の被災地では懸命の救助が続いた。
 爆発により2階部分が崩落したイオンモール熊本(嘉島町)では、警察犬も捜索に入り、警察、消防、自衛隊が活動。現場に待機する医師は「傷病人が見つかれば、いつでも医療に当たる準備はできている」と見守った。
 イオンモール前では、「妻がここで働いていて、巻き込まれた」と言葉少なに涙を流す男性の姿もあった。
 煙突が倒壊し、これまでに8人の死亡が確認された日本製紙八代工場(八代市)では、1人の安否が分かっていない。周辺には鹿児島など県外から派遣された消防車両や、自衛隊車両が並び、猛暑の中で救助活動が続けられた。現場を出入りする業者によると、工場の中は狭くがれきが多いため、主に手作業で捜索を行っているという。
 八代市内では倒壊した民家があちらこちらにあった。1階部分がつぶれた民家で、警察や消防などが数十人態勢で住民の救助活動に当たっていた。救助隊は崩れた古い家屋を支えるため、クレーンやジャッキを駆使。わずかな隙間に体を入れ、内部の状況を確認していた。
 午前11時50分すぎ、道路脇で待機していた隊員らの動きが慌ただしくなり、現場はブルーシートや毛布で覆われた。県警八代署によると、がれきに埋もれた住人の90代男性が救助されたが、死亡が確認された。 
〔写真説明〕爆発で激しく損傷し、捜索活動が続けられている「イオンモール熊本」=30日午後、熊本県嘉島町