メルセデス・ベンツがセダンおよびステーションワゴンの新型「CLA」シリーズのBEV仕様となる「with EQ Technology」を発表しました。
航続距離は最大771km
メルセデス・ベンツ日本は2026年7月29日、CLAとして初となる電気自動車「CLA with EQ Technology」および「CLA Shooting Brake with EQ Technology」を発表し、予約注文の受付を開始しました。
CLAはメルセデス・ベンツブランドで最小クラスの車種である「Aクラス」から派生したモデルで、2013年に初代(当初の車名は「CLAクラス」)がデビューしました。車両タイプは4ドアセダンの「クーペ」と、5ドアステーションワゴンの「シューティングブレーク」に大きく分かれています。
また、2025年には3代目となる新しいCLAシリーズが登場。新開発のプラットフォームである「MMA」(メルセデス・ベンツ モジュラーアーキテクチャ)を採用しており、クーペ、シューティングブレークともにハイブリッド仕様のほか、シリーズ初となるBEV仕様が用意されました。日本国内においては2026年7月9日に、先行してハイブリッド仕様が発売となっています。
BEVモデルの「with EQ Technology」シリーズには、同社のシンボルマークである「スリーポインテッド・スター」を142個のLEDで表現した専用デザインのフロントグリルが採用されました。さらにヘッドライトやテールランプの発光部も、ハイブリッド仕様と同じスリーポインテッド・スターがモチーフの形状となっています。
一方、日本庭園からデザインの着想を得たというインテリアは、ダッシュボード部に室内幅いっぱいに広がった大型ディスプレイの「MBUXスーパースクリーン」を装備。天井部分は全グレード標準で、フロントガラスの上端からテールゲートまでを一体化した大型の固定式ガラスルーフとなっています。
パワートレインでは、駆動用の永久磁石同期モーター1基と、2段変速式のEV用トランスミッションをリアのアクスル(車軸)に搭載しました。駆動用バッテリーは上位モデルの「250+」に85.5kWh、エントリーモデルの「200」には58kWhの物を採用。一充電当たりの最大航続距離は、「250+」のクーペで771km、シューティングブレークは755kmと公表されています。
さらに音声認識やナビゲーション、AIによる学習機能などを持つインフォテインメントシステム「MBUX」は、2026年6月に日本で発売となった新型「Sクラス」に続いて、新しい第4世代へと移行しました。運転支援システムを含む主な車両ソフトウェアを遠隔でアップデートしていく「OTA」(オーバー・ジ・エア)にも対応しています。
なお「with EQ Technology」の価格はクーペが668万円から775万円、シューティングブレークが691万円から798万円(いずれも税込み)です。また販売元であるメルセデス・ベンツ日本は、国のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金として98万円が適用可能と説明しています。