レールがぐにゃり 新幹線は損傷200か所以上 熊本地震の鉄道被害明らかに 運転再開は「余震で時間を要しています」

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JR九州が、「令和8年熊本地震」の被害状況を明らかにしました。

鹿児島本線は30日昼頃から熊本までの再開目指す

 JR九州は2026年7月29日、「令和8年熊本地震」の影響で生じた被害状況を明らかにしました。

 同社によると負傷した乗客は、駅構内と新幹線車内で計12人で、うち6人が救急搬送されました。負傷は、駅構内では手足の打撲や出血、新幹線車内では足の外傷、腰や首の痛みなどです。

 線路も多くの被害が発生しています。

 九州新幹線は、熊本駅で架線が断線したほか、熊本総合車両所でレール歪みが7か所発生しています。新八代駅はレール破断が2か所、橋桁のずれが1か所、熊本~鹿児島中央間では防音壁の落下損傷などが200か所以上で見つかっています。

 鹿児島本線は、パンタグラフ破損の列車が2編成、レール歪みが5か所、駅ホーム破損が2か所、架線断線が1か所あったほか、電柱損傷も多数確認されています。

 豊肥本線は、熊本~宮地間で駅ホーム破損が3か所発生しています。

 JR九州は、損傷箇所が多数ある九州新幹線や鹿児島本線では、詳細な被害を調査中としています。

 30日、九州新幹線は博多~筑後船小屋間で本数を減らして運転。筑後船小屋~熊本間は30日中の運転再開を目指していますが、余震により時間を要しているといいます。熊本~鹿児島中央間は終日運休です。

 鹿児島本線の荒尾~熊本間や豊肥本線の熊本~肥後大津間は、30日昼頃からの運転再開を目指して復旧作業が続いています。

 日豊本線では、鹿児島中央14時45分発→宮崎16時59分着の臨時特急が運転されます。途中は鹿児島・隼人・国分・霧島神宮・西都城・都城・南宮崎に停車します。全車自由席です。この臨時特急は、宮崎17時27分発の特急「にちりん16号」小倉行き(小倉22時27分着)に接続します。