千葉の「波乗り道路」50年ぶり値上げ 17kmの快走路で普通車600円 一方で新たな割引も設定

スマートレジ普及に2つの追い風

千葉県の九十九里有料道路の通行料金が値上げされます。

九十九里有料道路が料金改定

 千葉県道路公社は2026年7月17日、九十九里有料道路について10月にキャッシュレス決済を導入するとともに、通行料金を改定すると発表しました。

 九十九里有料道路は、一宮町新地(新地交差点)と九十九里町片貝(片貝IC)を南北に結んでいます。延長17.2km。九十九里浜に沿って、ほとんどカーブのない2車線の快走路が続き、「波乗り道路」とも呼ばれています。

 新料金は10月1日から適用。現金払いの場合、二輪車は現行220円が300円に、軽・小型・普通車は420円が600円に、マイクロバスは1100円が1200円に、大型車は1760円が1800円にそれぞれ値上げされます。

 また、並行してキャッシュレス決済が導入され、現金より50~300円安い割引料金が設定されます。クレジットカードや交通系電子マネー、コード決済などが利用可能です。

 千葉県道路公社によると、通行料金の改定は、消費税率引き上げに伴うものを除くと、1986(昭和51)年4月以来、約50年ぶりといいます。

 近年の資材価格や労務費などの上昇により今後も厳しい運営状況が見込まれるため、安全・安心な道路機能を継続的に確保するため料金を改定すると説明しています。

 なお、料金改定の10月1日から、真亀料金所~不動堂IC間などの短距離利用者を対象に、復路の料金を割り引く制度も導入される予定です。