プレミアリーグ勢は今夏の移籍市場でも他リーグを圧倒する金額を選手獲得に費やしているようだ。イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。
2026-27シーズンの開幕に向けて各クラブが補強に動いているなか、チェルシーがアストン・ヴィラからイングランド代表MFモーガン・ロジャーズをイングランド人最高額となる1億1700万ポンド(約254億円)獲得したほか、マンチェスター・シティはノッティンガム・フォレストから同代表MFエリオット・アンダーソンを移籍金1億1600万ポンド(約252億円)で獲得するなど、今夏の移籍市場でも圧倒的な資金力を誇るプレミアリーグ勢が多くの資金を費やして市場を賑わせている。
報道によると、プレミアリーグに所属するクラブは27日時点で、今夏の新戦力獲得のために総額14億ポンド(約3043億円)以上(公表された移籍金のみの集計)を投じており、これはブンデスリーガ、ラ・リーガ、リーグ・アン、セリエAに所属する計76クラブによる支出の合計を約3億300万ポンド(約658億円)も上回っているという。
それでも、FIFAワールドカップ2026開催の影響もあり、プレミアリーグ勢による現在の支出額は、昨年の同時期と比較すると約2億3000万ポンド(約500億円)も少なく、シーズンが切り替わる7月1日までに成立した取引は、昨年の同日までに成立した47件の約半数となるわずか25件にとどまったことも伝えられている。
昨夏の移籍市場ではプレミアリーグに所属するクラブが選手獲得に総額31億ポンド(約6738億円)を費やしたが、そのうちの6億ポンド(約1304億円)以上は移籍市場が閉まる最後の1週間だけで動いたもので、今夏はまだ移籍金を使った補強を行なっていないクリスタル・パレス、ノッティンガム・フォレスト、サンダーランドといったクラブもあることから、9月3日に移籍市場が閉まるまでに昨年を上回る支出額が記録される可能性も残っており、今後もプレミアリーグ勢の動きには注目が集まりそうだ。