できたて熱々フライドチキンの配送先は最前線!? ウクライナ特殊部隊による驚きの「KFCデリバリー」

ソフトウェア市場の拡大に期待

ウーバー●ーツなら配達拒否は間違いなし!? 危険な最前線まで熱々のまま食事を届ける「特殊部隊スタイル」な方法とは

大型ドローンが熱々チキンを空輸

 連絡ひとつで温かい料理を届けてくれるフードデリバリーサービスは、忙しい現代人にとって欠かせない存在になっていますが、戦時下のウクライナでは最前線の部隊に向けて、なんとドローンが熱々のケンタッキー・フライドチキン(KFC)をデリバリーしました。

 ウクライナ特殊作戦軍隷下の第3独立特殊任務連隊が、「SOF(特殊作戦軍)スタイルの配送」と称してその様子を動画で公開しています。市街地のKFC店舗で保温バッグに詰められた大量のフライドチキンは、車両をリレーして最前線近くまで運ばれ、そこで大型クワッドコプターに積み替えられたのち、最前線へとデリバリーされました。動画は、崩れかけた建物のなかでチキンを美味しそうに頬張る隊員たちの姿で締めくくられています。

 一見すると微笑ましい動画ですが、この背景には最前線への補給の無人化という最近の変化が表れています。ウクライナ戦争では両軍とも偵察・攻撃用の小型ドローンが普及したことで、最前線後方の数kmまでもが危険地帯と化し、従来の有人車両による補給は極めて困難かつ危険になりました。そのため、現在では大型輸送UAV(無人航空機)やUGV(無人車両)が最前線の補給を担うようになり、食料や医療物資の補給から負傷者の後送まで、無人機が兵站(へいたん)を支えるようになっているのです。

 今回の第3独立特殊任務連隊の投稿は、「敵側の無人機攻撃に、無人機で対抗(適応)する」というウクライナ戦争の様相の一端を、特殊部隊ならではの現場感覚とユーモアを交えて伝えたものと言えるでしょう。

【動画】ケンタッキーの店舗から最前線まで直送!?