北陸の「回転ずしの名店」を、高速道路を下りずに食べる方法がある

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高速道路で食べられるグルメは多様化していますが、それでも、あまり無いものもあります。しかし、「ソトとつながるSA/PA」であれば、選択肢はグッと広がります。

SA/PAだけでは選択肢が限られるが…!

 高速道路のSA・PAグルメで「あるにはあるけど、なかなか無いジャンル」、その一つが「回転ずし」でしょう。東京近郊にも回転ずし店が入ったPAはありますが、できれば地方の旅先で、本場のものを食べたいところです。

 特に北陸は、回転ずしのレベルが非常に高いと言われます。その代表的な店舗の一つが、富山県氷見市発祥の「氷見きときと寿司」です。実はこれを、高速道路を出ることなく食べられる場所があります。

 きときと寿司は富山県内と新潟県の上越地方に7店舗、ほかは長野、石川、三重県に1店舗ずつあるのみです(石川、三重は姉妹店)。上越の友達にこの店を教えてもらい、筆者の回転ずしのイメージは覆されました。それ以降、海辺の町に行ったら、口コミ評価の高い有名店よりもまず、地場の回転ずしチェーンを探すようになったくらいです。

 このうち、妙高市の「あらい道の駅店」が、上信越道の新井PAに隣接しています。スマートICや上下線から利用可能な「ハイウェイオアシス」を備えた広いPAですが、ここ自体にはレストランも商業施設もありません。しかし、「道の駅あらい」が併設されており、ここにきときと寿司が出店しているのです。

 特に、上り線PAの一般道とつながる通路から、きときと寿司はすぐのところにあり、クルマを下りて30秒で着きました。

 こうした道の駅や地域の交流施設を併設したSA/PAは、全国で増えています。NEXCOが商業施設を出す判断には至らないものの、地域がそこに隣接して集客施設をつくり、高速道路と行き来ができるようにしているケースです。

 特に最近は有料・無料含めて国が建設した高速道路が増えていますが、以前、国交省の職員に聞いたところでは、「官が商業施設を用意するのはしっくりこない。やっぱり地域が主役」と、地域との連携を重視する考えでした。もちろん、古くからある高速道路でも、その周りが新規に開発されるケースがあります。

 ただ情報としては「縦割り」で、高速道路PA自体に商業施設がなければ、標識にはレストランや軽食のマークは描かれません。道の駅の案内が表示されるケースもありますが、回転ずし店に歩いていけるとは想像し得ないでしょう。このように高速道路のナカとソトの境目が曖昧になってきているので、調べてみると発見があるかもしれません。